この記事で「sparx-group.net」と書いているのは、取引画面が置かれている「trade.sparx-group.net」や、案内の中で「スパークス」「SPARX」と呼ばれることのある同じドメインのサービスを指します。東京証券取引所プライム市場に上場するスパークス・グループ株式会社(1989年設立・東京都港区/公式サイトは sparx.jp)とは、別のものです。実在する同社およびそのグループ会社について述べたものではありません。
この案件は、「sparx」「スパークス」「trade.sparx-group.net」 という表記でも相談が寄せられています。いずれも同じ案件として扱っています。
こんな流れではありませんか
「出金するために、もう一度お支払いください」と言われている段階なら、払う前にご相談ください。
「追加で入金したら出金できた」という例は、同種の事案では確認されていません。確認されているのは、名目を変えた請求が続くやり方です。一度払うと「あと少しで出金できます」という説明が繰り返され、支払う額だけが増えていきます。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年8月18日に「sparx-group.net」を調査した記録です。

お心当たりのある方へ
sparx-group.net への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

sparx-group.netの勧誘の経路と手口

sparx-group.netでは、日本株の取引画面を見せながら、入金は暗号資産で求めるという手口が確認されています。時間の順に並べます。ご自身がいまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- SNSや通信アプリで、投資の話題を扱うグループに招待される
- 講師役・アシスタント役など複数の人物が同じグループにいて、利益の報告が続けて投稿される
- 案内されたURL(trade.sparx-group.net)から取引画面に登録する
- 画面には日経平均やTOPIX、国内の個別銘柄が並び、一般的な証券アプリのように見える
- 一方で入金は、証券会社への振込ではなく仮想通貨で送るよう求められる
- 少額の出金は通ることがあり、画面上の残高が増えていく
- まとまった額を出金しようとすると止まり、手数料・保証金・税金などの名目で追加の入金を求められる
- 支払っても出金は通らず、別の名目の請求が続く
登録しただけでまだ入金していない方へ
まだ送金していないのであれば、入金はしないでください。ここで止めれば、被害はこれ以上広がりません。そのうえで、次のものだけは消さずに残しておいてください。あとから同じ画面を見に行っても、消えていることがあります。
sparx-group.netの被害の特徴

sparx-group.netについて寄せられている相談は、暗号資産で送金している点に特徴があります。
- 表示は日本株だが、入金は暗号資産で求められる。証券会社の口座を経由しない
- 画面上の残高は運営側が表示している数字にすぎず、預けた資産の裏づけを確認できない
- 出金が止まったあと、名目を変えた請求が繰り返される
- 国内の取引所で暗号資産を購入してから送った場合、その取引所に記録が残る
暗号資産で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。
同じ案件の相談からは、勧誘のきっかけも確認されています。TikTokで知り合ってからLINEへ移り、日常の会話の中で株式の話が出てくる流れでした。投資の話になるまでに一か月ほどかけた例もあります。出金しようとした段階で、税金の支払いを求められています。

お心当たりのある方へ
sparx-group.net への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
では、なぜ調査が必要になるのか。請求する相手が分からなければ、請求そのものができないからです。暗号資産で送金した分は、送った先のアドレスと、その後の移動がブロックチェーン上に記録されています。どこへ流れたかを調べることが、請求する相手を探す手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で購入して送った | 取引所側に購入と送付の記録が残る。送付先からの移動もたどれる見込みがある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。ただし出発点をたどるのに時間がかかる |
| 銀行振込で国内取引所に入金し、そこから送った | 振込と送付の両方に記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| 相手の銀行口座へ直接振り込んだ | 当社の調査範囲外。金融機関と警察が扱う領域になる |
表のとおり、たどれる範囲には限りがあるのも事実です。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。総合探偵社みらいがお渡しできるのは、追えた範囲をまとめた調査報告書までです。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方をさらに狙う二次被害が、同種の事案で確認されています。見分けるための基準は4つです。
- 結果を断定する
- 返金交渉そのものを請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 金額を示さないまま前払いを求める
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手への連絡はいったんやめてください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで構いません。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。できることとできないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査ではわからないこと |
|---|---|
| 送金先のアドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が保有している本人確認情報の中身 |
| ドメインの登録時期と、サイトの作られ方 | サイトを運営している人物や法人の実名 |
| 同じ作りのサイトが他にも存在するか | 相手が今後どう動くか |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じません。だからこそ当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
サイトが消える前に、記録を残してください

確認できるのは、いま画面に出ているものだけです。
この種のサイトは、ある日いきなり消えます。当社が調査の対象にしていた別のサイトでも、記録を取る前に閉鎖され、何が表示されていたかを後から確かめられなくなった例があります。
sparx-group.netは、2026年8月18日時点では表示されていました。ただしドメインの有効期限は2027年4月12日までの1年間で、それ以前に閉じられる可能性もあります。いま見えている画面は、いま撮っておく以外に残す方法がありません。
スクリーンショットは、日付が入る形で撮っておくと後で照合しやすくなります。出金が止まっている画面、残高の画面、相手からの指示の文面。この3つが揃っていれば、ご相談のときに状況をお伝えいただきやすくなります。
sparx-group.netの会社情報(運営者・所在地)

sparx-group.netを運営している会社を示す情報は、公開されている画面から確認できませんでした。総合探偵社みらいが2026年8月18日に調査した時点で確認できた内容を、調査項目ごとにそのまま記載します。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| サイトに表示された運営会社名 | 記載を確認できなかった |
| 所在地 | 記載を確認できなかった |
| 連絡先(電話番号・メールアドレス) | 記載を確認できなかった |
| 金融商品取引業の登録番号 | 記載を確認できなかった |
| ページの題名(ブラウザのタブに出る文字) | 空欄 |
| ドメインの登録日 | 2026年4月12日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年4月12日(登録から1年間) |
| ドメイン登録者の情報 | 非公開。登録事業者の名義のみが表示される |
| ネームサーバー | Cloudflare のものが設定されていた |
| サイトの作り | 海外製の開発基盤(uni-app/uniCloud)で組まれていた |
| プログラムファイルの識別子 | 「customer-name」を含む文字列が使われていた |
| 画面に表示される市場情報 | 日経平均・TOPIX・国内の個別銘柄 |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 同じドメイン・同じ名称の記載を確認できなかった(2026年8月18日照会) |
| 実在する同名企業との関係 | 確認できなかった |
とくに注意していただきたいのは、最後から4番目の項目です。サイトを構成するプログラムファイルに、「customer-name」(=顧客名)という語を含む識別子が使われていました。これは一般に、屋号や表示名だけを差し替えて使い回せるよう作られたひな型に見られる書き方です。つまり、同じ作りで名前だけが違うサイトが、ほかにも存在しうるやり方になっています。あわせて、ドメインが登録されたのは2026年4月12日で、有効期限は1年しか取られていませんでした。長く運営することを前提にした取り方ではありません。
「sparx」「スパークス」という名称について。日本には、東京証券取引所プライム市場に上場するスパークス・グループ株式会社(証券コード8739・1989年7月設立・東京都港区港南/公式サイトは sparx.jp)という資産運用会社が実在し、そのグループ会社は金融商品取引業者として登録されています。この記事で扱っている sparx-group.net は、同社とは別のもので、同社およびそのグループ会社について述べたものではありません。実在する会社と似た名称に触れたときは、その会社の公式サイトのドメインを直接確かめることで区別できます。案内されたリンクからではなく、検索して出てきた公式サイトから確認してください。
その後に確認された名称と名目(2026年8月28日時点)
記事を出したあとに寄せられたご相談から、そのときには分かっていなかった名称と名目が確認できました。同じ案件かどうかを見分ける手がかりになります。
- 別の表記/ub-group-ag.com
- グループ名・プラン名/UBSグループ-AG
心当たりのある名称があれば、次の送金に応じる前にご相談ください。
sparx-group.netの口コミ・評判

sparx-group.netについて、利用した方が書いた評判は、2026年8月18日時点ではほとんど見当たりませんでした。
ドメインが登録されたのが2026年4月で、日が浅いことが理由と考えられます。評判が見当たらないことは、安全であることを意味しません。むしろ、確かめようがない状態だと考えてください。
ただし、この名称を扱ったページ自体は存在します。当社が確認した範囲では、そのうちの一つは、被害の内容を詳しく書いたうえで「資金を取り戻す」として通信アプリのIDへ誘導する作りになっていました。運営者名も所在地も書かれておらず、書き手を確かめられません。
被害に遭われた方をさらに狙う動きが、同種の事案では確認されています。検索して最初に出てきたページに連絡する前に、その相手の会社名・所在地・登録番号が示されているかを見てください。示されていないなら、そこには連絡しないでください。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えする方針です。そのうえで、多くいただく質問をまとめました。
画面に出ている残高は本物の資産ですか。
その画面を運営している側が表示している数字です。証券会社の口座や取引所の口座であれば、その事業者でも同じ残高を確認できます。ただしsparx-group.netについては、運営している会社を示す情報自体を確認できませんでした。数字が出ていることと、その額の資産が実際に預けられていることは、別のことです。
少額の出金は通りました。それなら大丈夫ということですか。
いいえ。少額の出金が通ることは、同種の事案で繰り返し確認されている流れの一部です。最初に一度出金できると、その後に大きな額を預けやすくなります。判断の材料になるのは、少額が通ったことではなく、まとまった額を出そうとしたときに何が起きるかです。
暗号資産で送ってしまいました。もう追えませんか。
たどれる見込みがあるのは、送金の記録がブロックチェーン上に残るためです。とくに国内の取引所で購入して送った場合は、出発点の記録も残ります。ただし時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。追えるかどうかは状況によって変わるため、結果をお約束することはできません。
サイトはまだ見られます。いまのうちに何をしておけばよいですか。
画面を撮っておいてください。残高の画面、出金の申請とエラーの画面、相手からの指示の文面の3つです。サイトが閉じられると、そこに何が表示されていたかを後から確かめる手段がなくなります。撮ったうえで、追加の入金を求められている場合は、払う前にご相談ください。
総合探偵社みらいの対応状況

sparx-group.netに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を広げるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても問題ありません。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出はご本人が行う)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
当社は東京都公安委員会 探偵業届出済 第30260002号として届出を行っています。届出は探偵業に必要な法律上の義務であり、優れた調査会社であることを示すものではありません。番号を確認できない相手については、探偵業の届出をしているかどうかを確かめられません。
まとめ

「sparx-group.net」について、2026年8月18日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- ドメインは2026年4月12日に登録され、有効期限は1年間だった
- 運営会社名・所在地・連絡先・金融商品取引業の登録番号は、公開画面から確認できなかった
- ページの題名が空欄で、プログラムの識別子には「customer-name」を含む文字列が使われていた
- 日本株の取引画面が表示される一方、入金は暗号資産で求められるやり方が確認されている
- 東京証券取引所プライム市場に上場するスパークス・グループ株式会社とは、別のもの
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、同じドメインの記載は確認できなかった。記載がないことは、安全であることを意味しない
この記事は、確認できた範囲を最速で公開する速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年8月18日)。
いま出金が止まっていて、そのために追加の入金を求められているのであれば、払う前にご相談ください。状況をうかがったうえで、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html/2026年8月18日照会)
- Verisign RDAP(.net ドメインの登録情報/2026年8月18日照会)
- スパークス・グループ株式会社 会社概要(https://www.sparx.jp/company/about.html/2026年8月18日照会)
- 総合探偵社みらいによる trade.sparx-group.net の画面記録およびページ構成の確認(2026年8月18日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

