「Trusted Agent」は、電話で暗号資産の運用を持ちかける相手が名乗る名称です。カタカナで「トラステッドエージェント」と書かれることもあります。
こんな流れではありませんか
ひとつでも当てはまる方へ。次の入金はやめてください。
最初に少額の利益を出させるのは、相手を信用させるために同種の手口でよく使われる方法です。「利益が出た」という体験が、次の大きな入金を引き出すための仕掛けになっていることがあります。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年8月17日に「Trusted Agent」を調査した記録です。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くために必要な材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
Trusted Agent への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

LINEで送っていただくのは、次の4つだけです。
届いた内容をもとに、まず追える見込みがあるかを確かめます。
Trusted Agentの勧誘の経路と手口

勧誘は電話から始まり、少額の利益を見せてから大きな入金へ進ませます。時間の順に書き出します。いまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- 電話で「暗号資産で利益を出しましょう」と勧誘される
- 言われるまま少額から取引を始める
- 実際に少額の利益が出て、出金もできる
- 「短期間で2倍になる」と、より大きな金額をすすめられる
- 複数の種類の仮想通貨を購入するよう指示される
- ある時点から、連絡が来なくなる
最初の勧誘から大きな金額の誘いまで、数か月あいた例もあります。時間をかけて信頼させたうえで持ち出されるのが、「短期間で2倍」の話です。
警察庁は、SNS型投資詐欺の手口を公表して注意を呼びかけています。勧誘の文言の例として挙げているのが、「今、投資するなら暗号資産がおすすめです」という誘い文句です(出典:警察庁 SOS47「SNS型投資詐欺」。当社確認日:2026年8月17日)。
まだ大きな入金をしていない方へ
大きな入金をする前の、いまが大事な段階です。少額の利益は、大きな入金をさせるための見せ金になっていることがあります。次の入金はせず、次の3つを控えておいてください。
Trusted Agentの被害の特徴

電話で接触してくる点と、少額の成功体験を使う点が特徴です。
- きっかけが電話での勧誘で、SNSを経由しない
- 最初の取引では実際に利益が出て、出金もできる
- 「短期間で2倍」のように、期間と倍率を挙げてすすめる
- 複数の種類の暗号資産を購入させる
- ある時点から連絡が途絶える
連絡が途絶えたあと、消費生活センターに相談して詐欺の疑いを指摘され、はじめて被害に気づいた例もあります。
暗号資産で送ったお金は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどる出発点は、この記録です。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ散らばっていきます。

お心当たりのある方へ
Trusted Agent への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことはできます。ただ、その手続きを誰が担うかは分かれています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士の、被害届の受理は警察の役目です。調査会社がそれを代わりに行うことは、弁護士法第72条で禁じられています。
それでも調査が要るのは、請求する相手が分からなければ、請求そのものができないからです。Trusted Agentの場合、名称のほかには、運営の実体につながる情報が見当たりません(詳しくは後半の会社情報をご覧ください)。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 暗号資産で送り、アドレスとTXIDが残っている | 移動先をたどれる場合がある |
| 取引所の口座から直接送った | 送金履歴から出発点をたどれる場合がある |
| 国内の銀行口座へ振り込んだ | 金融機関の手続きが関わり、別の道筋になる |
| プリペイド型の決済で支払った | 記録が残りにくく、たどるのは難しい |
| 送金先も日時も記録がない | 出発点がなく、追跡は困難 |
表のとおり、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。総合探偵社みらいがお渡しするのは、追えたところまでをまとめた調査報告書です。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭った方へ、「取り戻してあげる」と近づく相手もいます。二次被害です。見分ける目安は次の4つです。
- 結果を断定する
- 返金交渉そのものを請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 金額を示さないまま前払いを求める
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは消さずに手元に残してください。画面を撮った画像でも十分です。
Trusted Agentの会社情報(運営者・所在地)

名称のほかに、運営者を示す情報はありません。表は、総合探偵社みらいが2026年8月17日に調べた結果です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 名称 | Trusted Agent(トラステッドエージェント) |
| 運営会社・代表者 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| サイトのドメイン | 見当たらず |
| 連絡手段 | 電話と担当者とのやり取りのみ。こちらから連絡できる窓口は見当たらない |
お金を預ける相手でありながら、電話番号のほかに身元を確かめる手段がありません。これだけでも、入金を続けてはいけない理由になります。
なお「Trusted Agent」は、決済や認証の分野で使われる一般的な英語表現でもあり、同名の技術仕様や実在の事業者が存在します。本記事で扱うのは、電話で暗号資産の運用を勧誘する「Trusted Agent」であり、それらとは関係がありません。
Trusted Agentの口コミ・評判

この名称について、注意を促す記事が見つかりました。
2026年8月17日に、Google検索と主要な口コミ・掲示板サイトで調べたところ、「トラステッドエージェント」の出金・返金について注意を促す記事がありました。一方で、利用して出金できたという報告は見つかりませんでした。
連絡が途絶えると、あとから確かめられることは減っていきます。着信履歴や取引の記録は、消える前に保存しておいてください。
総合探偵社みらいの対応状況

Trusted Agentに限らず、同じようなご相談はこの流れで進めます。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録して注意を広める窓口として欠かせない存在です。一方、送金先をたどって資金の行き先を特定するのは、捜査や窓口での相談とは別の調査です。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う調査を専門とし、結果を調査報告書にまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は、当社では行いません。お手元に残るのは、調べた結果をまとめた調査報告書です。
届出は探偵業を営むための法律上の義務で、調査の質を示すものではありません。ただし、届出番号を明らかにしない調査会社は、その義務を果たしているかどうかさえ分かりません。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは次の点です。全部そろっていなくても、ご相談いただけます。
当社にできないこと
当社が引き受けられないのは、次の3つです。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出はご本人が行う)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べて分かったことも、分からなかったことも、報告書にそのまま記します。
まとめ

2026年8月17日までに総合探偵社みらいが調べた「Trusted Agent」の要点です。
- 勧誘は電話から始まる
- 最初の取引では少額の利益が出て、出金もできる
- 「短期間で2倍」と、期間と倍率を挙げて大きな入金をすすめる
- ある時点から連絡が途絶える
- 名称のほかに、運営者を示す情報は見当たらない
この記事は、調査基準日までに分かったことを急ぎまとめた速報です。新しいことが分かれば、この記事に書き足します(調査基準日:2026年8月17日)。
まだ次の入金をしていないなら、そのまま止めてください。暗号資産で送った分の記録は残っています。資金が散らばる前に、送金先のアドレスや取引IDを手元に控えてご相談ください。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 警察庁 SOS47|SNS型投資詐欺 警察庁「SNS型投資詐欺」
- 当社によるWeb検索調査(Google検索・主要口コミサイト。実施日:2026年8月17日)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

