案内で使われる名称は「Zunvex」。カタカナで「ズンベックス」と表記されることもあります。TikTokの宣伝をきっかけに案内されるやり方が確認されています。
こんな流れではありませんか
「特別業務」の入金を求められている方へ。その入金は、いったん止めてください。
最初の小さな報酬は、あとの大きな入金のために支払われています。「いいね」で数百円が実際に入る——この実績が信用になり、「特別業務」の数十万円につながる構図が、同種の手口で繰り返し確認されています。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年8月17日に「Zunvex」を調査した記録です。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くために必要な材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。
LINEで送っていただくのは、次の3つだけです。
お送りいただいた内容をもとに、追える見込みがあるかどうかの確認から始めます。

お心当たりのある方へ
Zunvex への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

Zunvexの勧誘の経路と手口

確認されているのは、少額のタスク報酬で信用を作り、「特別業務」の名目で大きな入金へ進ませる流れです。時間の順に並べます。ご自身がいまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- TikTokの宣伝を見て、連絡する
- 画像に「いいね」を押す作業で、数百円の報酬が実際に振り込まれる
- 「特別業務」として、数万円から百万円規模の入金を案内される
- 仮想通貨の発注のような操作をすると、3〜4割ほど増えて表示される
- 増えた分を出金しようとすると、作業の不備などの理由を告げられる
- 理由が次々に変わり、出金できない状態が続く
金融庁は、取引を始める前に業者の登録を確かめるよう呼びかけています。「実際に取引する(契約する)前に、取引する業者が登録を受けているか確認しましょう。」(出典:金融庁「FX取引・暗号資産投資の勧誘」にご注意!! 当社確認日:2026年8月17日)。
まだ「特別業務」に入金していない方へ
いまが、いちばん守れる段階です。受け取った数百円は、あなたを信用させるための費用として支払われています。次の3つは控えておいてください。
Zunvexの被害の特徴

最初の段階で、報酬が実際に支払われる点が特徴です。
- きっかけがTikTokの宣伝で、作業は「いいね」から始まる
- 最初の報酬(数百円)は実際に振り込まれる
- 「特別業務」という名目で入金額が一気に引き上がる
- 画面上では3〜4割ほど増えて表示される
- 引き出しの段階で、理由が次々に変わる
暗号資産で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。
同じ案件の相談からは、別の勧誘の経路も確認されています。きっかけはインスタグラムの簡単な副業の案内で、最初は動画を見るだけの作業でした。作業が続くうちに扱う金額が上がり、振り込んだ額に対して出金できない状態になります。500万円ほどを失ったというご相談もありました。

お心当たりのある方へ
Zunvex への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
では、なぜ調査が必要になるのか。請求する相手が分からなければ、請求そのものができないからです。Zunvexの場合、運営の実体にたどり着ける情報が、名称のほかに確認できていません(詳しくは後半の会社情報をご覧ください)。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 暗号資産で送り、アドレスとTXIDが残っている | 移動先をたどれる場合がある |
| 国内の取引所で購入してから送金した | 購入履歴と送金履歴の両方が残り、出発点をたどりやすい |
| 国内の銀行口座へ振り込んだ | 金融機関の手続きが関わり、別の道筋になる |
| ギフトカード・プリペイドで支払った | 記録が残りにくく、たどるのは難しい |
| 送金先も日時も記録がない | 出発点がなく、追跡は困難 |
表のとおり、たどれる範囲には限りがあるのも事実です。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。総合探偵社みらいがお渡しできるのは、追えた範囲をまとめた調査報告書までです。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方をさらに狙う二次被害が、同種の事案で確認されています。見分けるための基準は4つです。
- 結果を断定する
- 返金交渉そのものを請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 金額を示さないまま前払いを求める
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手への連絡はいったんやめてください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。分かることと分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 暗号資産の送金先アドレスと、そこから先の資金の移動 | アドレスを保有している人物の氏名・住所 |
| 資金が最終的にどの取引所へ入ったか | 取引所が保有する本人確認情報の中身 |
| サイトの登録情報など、公開情報からたどれる運営の実体 | 相手を名乗る人物が実際に誰かの特定 |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じません。だからこそ当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
「自分にも報酬が入ったから」と迷っている方へ

実際に受け取れたことは、この先も受け取れる根拠にはなりません。
数百円の報酬は、数十万円の入金を引き出すための費用として支払われています。同種の手口では、大きな入金のあとに引き出せなくなるやり方が確認されています。
受け取った報酬を返す必要はありません。その振込明細は、相手の口座を特定する手がかりとして、むしろ価値があります。
Zunvexの会社情報(運営者・所在地)

運営の実体にたどり着ける情報は、名称のほかに確認できていません。総合探偵社みらいが2026年8月17日に調査した時点で確認できた内容を、調査項目ごとにそのまま記載します。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 名称 | Zunvex(ズンベックス) |
| 運営会社・代表者 | 確認できず |
| 所在地 | 確認できず |
| サイトのドメイン | 確認できず |
| 連絡手段 | TikTok・LINEなどのやり取りのみが確認されており、外部から連絡できる窓口は確認できず |
お金を預ける相手として見たとき、確かめる手段が用意されていないこと自体が判断材料になります。
Zunvexの口コミ・評判

調べた範囲では、同種の被害を訴える投稿が確認できます。
2026年8月17日時点で、Google検索および主要な口コミ・掲示板サイトを対象に検索しました。インターネット上の投稿では、同名について注意を促すものが確認できます。ただし、利用して出金できたという報告は確認できませんでした。
出金できない理由が変わり続けている間も、資金は移動しています。記録が残っているうちに、手元に確保してください。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えする方針です。そのうえで、多くいただく質問をまとめました。
報酬を受け取ってしまいました。自分も罪に問われますか。
作業の報酬として受け取ったこと自体を、ご自身で責める必要はありません。明細を残したうえで、状況をお聞かせください。
画面には残高が増えて表示されています。本当に無くなったのでしょうか。
画面の数字は運営側が表示しているもので、外から検証できません。実際に動いたお金——振込と送金の記録から確認します。
少額です。相談してもいいのでしょうか。
金額の大小で相談をお断りすることはありません。まだ入金していない段階なら、もっとも確実にお金を守れます。
総合探偵社みらいの対応状況

Zunvexに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を広げるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどり資金がどこへ移ったのかを特定することは、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても問題ありません。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出はご本人が行う)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
当社は東京都公安委員会 探偵業届出済 第30260002号として届出を行っています。届出は探偵業に必要な法律上の義務であり、優れた調査会社であることを示すものではありません。番号を確認できない相手については、探偵業の届出をしているかどうかを確かめられません。
まとめ

「Zunvex」について、2026年8月17日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- TikTokの宣伝をきっかけに、「いいね」作業の少額報酬で信用を作るやり方が確認されている
- 「特別業務」の名目で、入金額が数万円から百万円規模に引き上がる
- 画面上では3〜4割ほど増えて表示されるが、理由をつけて出金できない
- 運営の実体にたどり着ける情報が、名称のほかに確認できていない
- 利用して出金できたという報告は確認できていない
この記事は、確認できた範囲を最速で公開する速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年8月17日)。
最初に受け取った報酬の振込明細は、相手の口座を特定する手がかりです。消さずに残して、そのままご相談ください。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁|「FX取引・暗号資産投資の勧誘」にご注意!! https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/husyouseikanyuu.html(当社確認日:2026年8月17日)
- 当社によるWeb検索調査(Google検索・主要口コミサイト。実施日:2026年8月17日)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

