この記事で「LGI」と書いているのは、LINEでの案内の中で「LGI」と呼ばれていた投資サービスを指します。この案件の表記は「LGI」と、案内サイトのドメイン「lgiskk.com」の2つが確認できています。ご案内の中では、別の呼び方をされている場合もあります。
こんな流れではありませんか
次の振込を指示されているなら、振り込む前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年8月25日に「LGI」を調査した記録です。
はじめにお断りします。この記事で扱うのは、実在する「ライオングローバルインベスターズ」とは関係のない別のものです。
とくに見ていただきたいのは、振込先の口座が毎回違っていたという点です。正規の金融機関との取引で、振込先が毎回変わることは通常ありません。同種の事案では、ひとつの口座が使えなくなることを見越して、口座を次々に替えるやり方が繰り返し確認されています。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くために必要な材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
LGI への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次の3つです。
3つとも揃っていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
LGIの勧誘の経路と手口

LGIで確認されているのは、LINEの講義グループで信用させてから、毎回違う口座へ振り込ませる流れです。時間の順に並べます。ご自身がいまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- SNSや広告をきっかけに、LINEで「アシスタント」を名乗る人物とつながる
- 株式の講義を行うLINEグループへ招かれ、毎日のように相場の解説を受ける
- 「機関投資家の枠がある」「一般では参加できない取引に入れる」とすすめられる
- 「LGI」の口座を開くよう案内され、画面上に自分の資産が表示される
- 入金は銀行振込で指示され、振り込むたびに違う口座を指定される
- 画面上の資産は増えていき、追加の振込をすすめられる
- 出金しようとすると通らず、問い合わせても担当者からの返信が止まる
- 画面上の残高だけが、いつの間にかゼロになっている
まだ振り込んでいない方へ
まだ振り込んでいなければ、指示されている振込はしないでください。ここで止めれば、被害はこれ以上広がりません。振込先の口座が毎回変わる時点で、通常の取引の方法ではありません。そのうえで、次のものだけは消さずに残しておいてください。
LGIの被害の特徴

確認できた特徴は次のとおりです。LGIについて寄せられている相談では、実在する会社の名前が使われているという特徴があります。
- 実在するシンガポールの資産運用会社と同じ略称が使われている
- きっかけがLINEで、株式の講義グループを通じて時間をかけて信用させている
- 入金は銀行振込のみで、振込のたびに指定される口座が変わる
- 出金の申請が通らず、その前後で担当者からの連絡が途絶える
銀行の口座へ振り込んだ分は、いつ・どこへ・いくら送ったかが振込の記録として残ります。手がかりが残るのは、この記録があるからです。ただし、口座に入った資金は短い間に引き出されていきます。

お心当たりのある方へ
LGI への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
では、なぜ調査が必要になるのか。請求する相手が分からなければ、請求そのものができないからです。銀行振込の場合、振込先の口座名義と、その口座がどう使われたかが手がかりになります。口座が毎回違っていたのであれば、その分だけ記録も残っています。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 相手が指定した銀行口座へ振り込んだ | 振込の記録は残る。ただし口座の名義人を調べて請求する手続きは、弁護士・認定司法書士と金融機関、警察が扱う領域 |
| 国内の取引所へ振り込んで暗号資産を購入し、そこから送った | 購入と送付の両方に記録が残り、送付先からの移動をたどれる見込みがある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。ただし出発点をたどるのに時間がかかる |
| 現金を手渡した | 記録が残りにくく、受け取りの場面をたどれるかどうかで変わる |
表のとおり、たどれる範囲には限りがあるのも事実です。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。総合探偵社みらいがお渡しできるのは、追えた範囲をまとめた調査報告書までです。
調査会社をどう選べばよいかについては、投資詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方をさらに狙う二次被害が、同種の事案で確認されています。見分けるための基準は4つです。
- 結果を断定する
- 返金交渉そのものを請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 金額を示さないまま前払いを求める
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手への連絡はいったんやめてください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットでも大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。できることとできないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| ドメインの登録時期・登録事業者・ネームサーバー | サイトを運営している人物や法人の実名 |
| サイトがいつから見られなくなったか | その画面に表示されていた残高の中身 |
| 同じ名義・同じグループ名が他の相談にも出ているか | 相手が今後どう動くか |
| 公開されている情報から確認できる範囲の照合 | 金融機関が持っている口座の本人確認情報 |
口座の動きは記録として残る一方で、その口座を実際に使っている人物を氏名に結びつけるには、金融機関が保有する情報が必要です。金融機関は個人からの照会には応じません。だからこそ当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
もう相手に「返してほしい」と伝えてしまった方へ

伝えてしまったこと自体で、できることが無くなるわけではありません。
この手口の相談では、気づいた時点でご自身が相手に返金を求めていたという方がいらっしゃいます。当然の行動ですが、相手はその時点で、気づかれたことを知ります。
そのあと連絡が途絶えたり、画面上の残高が消えたりすることがあります。ただし、手元に残っている振込の記録と、それまでのやり取りは消えません。相手側の画面がどうなっても、ご自身が持っている記録は残ります。
いま大切なのは、これ以上振り込まないことと、手元の記録を消さないことの2つです。まず状況をうかがい、調べられる手がかりがあるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
LGIの会社情報(運営者・所在地)

調査の結果は次のとおりです。LGIとして案内されていたサイトを運営する会社の情報は、公開されている範囲から確認できませんでした。総合探偵社みらいが2026年8月25日に調査した時点で確認できた内容を、調査項目ごとにそのまま記載します。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 案内に使われていたドメイン | lgiskk.com |
| ドメインの登録日 | 2026年6月14日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年6月14日(登録から1年間) |
| ドメイン登録事業者 | Gransy, s.r.o.(チェコ) |
| ネームサーバー | a3.share-dns.com / b3.share-dns.net |
| ドメイン情報が最後に更新された日 | 2026年8月13日 |
| 2026年8月25日時点でサイトが見られるか | 名前解決ができず、画面は表示されなかった |
| サイトに表示されていた運営会社名 | 確認できなかった |
| 所在地 | 確認できなかった |
| 連絡先(電話番号・メールアドレス) | 確認できなかった |
| 金融商品取引業の登録番号 | 確認できなかった |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 同じドメイン・同じ名称の記載を確認できなかった(2026年8月25日照会) |
ドメインが登録されたのは2026年6月14日で、有効期限は1年しか取られていませんでした。長く運営することを前提にした取り方ではありません。さらに、2026年8月25日時点では名前解決ができず、画面そのものが表示されませんでした。登録からおよそ2か月で、案内に使われていたサイトが見られなくなっていることになります。ドメイン情報が最後に更新されたのは2026年8月13日でした。
本物のLion Global Investors(ライオングローバルインベスターズ)は、シンガポールに拠点を置く資産運用会社です。同社は自社サイトで、第三者がその名前をかたる事例を確認しているとして注意を呼びかけています。同社の注意喚起には、「無関係の第三者がLGIになりすます、あるいはLGIと関係があると称する詐欺を確認している」と記されています(原文: unauthorised third parties impersonate as or claim to be associated with LGI)。あわせて同社は、勧誘のための電話や一方的な連絡は行っていないこと・現時点でアプリを提供していないこと・公式の窓口では取引も入金も受け付けていないことを明記しています。いずれも、今回確認された流れとは食い違います。(2026年8月25日照会)
LGIの口コミ・評判

調べた範囲では、LGIを利用した方の評判はほとんど見当たりませんでした。(2026年8月25日時点)
評判が見当たらないことは、安全であることを意味しません。この手口はLINEのグループに招かれた人だけに案内されるため、外からは見えにくい性質があります。広く募集していないぶん、検索しても情報が出てきません。
今回の相談では、招かれたLINEグループの名前として「株式資産VIPグループ808」、担当者が名乗っていた名前として「川北博光」が挙がっています。これらの名義やグループ名は勧誘のために名乗られているもので、実在の同姓同名の方とは関係がありません。なお、同じ名義や、よく似たグループ名が使われている事例はほかにも確認されています。受け皿となるサイトの名前を替えながら続いている可能性があります。
同じ名義や同じ形の流れについては河北博光VIP-1025、aapsskjp.com、888VIP株式資産複利計画でも詳しく解説しています。名前が替わっても、講義グループで信用させてから指定の口座へ振り込ませるという流れは共通しています。
二次被害にもご注意ください。被害に遭われた方に向けて「必ず取り戻せます」と持ちかける動きが、同種の事案で確認されています。検索して最初に出てきた連絡先へすぐに連絡する前に、その相手の会社名・所在地・登録番号が示されているかを見てください。示されていないなら、そこには連絡しないでください。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えする方針です。そのうえで、多くいただく質問をまとめました。
本物の会社と何が違うのですか。
本物のLion Global Investors(ライオングローバルインベスターズ)は、シンガポールに拠点を置く実在の資産運用会社です。同社は自社サイトで、勧誘のための電話や一方的な連絡は行っていないこと・現時点でアプリを提供していないこと・公式の窓口では取引も入金も受け付けていないことを明記しています。LINEで勧誘を受け、画面上で残高を見せられて指定された口座へ振り込んだ流れは、この説明と食い違います。
画面に出ていた資産は本物ですか。
その画面を用意している側が表示していた数字です。証券会社や資産運用会社の口座であれば、その事業者でも同じ残高を確認できます。ただしLGIについては、運営している会社を示す情報自体を確認できませんでした。数字が出ていたことと、その額の資産が実際に預けられていたことは、別のことです。
振込先の口座が毎回違ったのはなぜですか。
その理由を運営側に確かめる手段はありません。ただし、ひとつの口座が使えなくなったときに備えて入金先を分ける形は、同種の事案で繰り返し確認されています。ご自身にとっては、その分だけ記録が増えているということでもあります。振込の控えは、口座ごとにすべて残しておいてください。
サイトが消えてしまいました。もう何もできませんか。
サイトが見られなくなっても、ご自身の手元にある振込の記録とやり取りは残ります。調べる出発点になるのは、相手の画面ではなく、ご自身の手元の記録です。まず、いま手元にあるものを教えてください。
総合探偵社みらいの対応状況

LGIに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を広げるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出はご本人が行う)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
当社は東京都公安委員会 探偵業届出済 第30260002号として届出を行っています。届出は探偵業に必要な法律上の義務であり、優れた調査会社であることを示すものではありません。番号を確認できない相手については、探偵業の届出をしているかどうかを確かめられません。
まとめ

「LGI」について、2026年8月25日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- 案内に使われていたドメインの登録は2026年6月14日。有効期限は1年間
- ドメイン登録事業者はチェコの事業者。簡易なネームサーバーが設定されていた
- 2026年8月25日時点で名前解決ができず、画面は表示されず(登録からおよそ2か月)
- 運営会社名・所在地・連絡先・金融商品取引業の登録番号は、いずれも確認できず
- きっかけはLINEの講義グループ。振込のたびに違う口座を指定される流れを確認
- 出金の申請が通らず、その前後で担当者からの連絡が途絶えるやり方を確認
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、同じドメインの記載なし。記載がないことは、安全であることを意味しない
この記事は、確認できた範囲を最速で公開する速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年8月25日)。
もう一度お伝えします。実在する「ライオングローバルインベスターズ」と、この件は別のものです。本物のライオングローバルインベスターズはlionglobalinvestors.comで、この件とは関係がありません。確かめるときは、案内されたリンクからではなく、ご自身で検索して出てきた公式サイトからご確認ください。案内されたリンクは、本物そっくりに作られていることがあります。
いま次の振込を指示されているのであれば、振り込む前にご相談ください。すでに振り込んでしまった場合でも、口座が複数に分かれているぶん、手元に残っている記録は多くなっています。状況をうかがったうえで、調べられる手がかりがあるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- Lion Global Investors「Fraud Prevention(なりすましへの注意喚起)」(https://www.lionglobalinvestors.com//2026年8月25日照会)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html/2026年8月25日照会)
- RDAP(.com ドメインの登録情報/2026年8月25日照会)
- 総合探偵社みらいによる lgiskk.com への到達確認および名前解決の記録(2026年8月25日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

