この記事で「LeveX」と書いているのは、「levexjp.com」というアドレスで公開されている取引サイトを指します。
こんな流れではありませんか
「保証金や手数料を払えば出金できます」と言われているなら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年8月20日に「LeveX」を調査した記録です。
この案件は、「levexjp.com」という表記でも相談が寄せられています。いずれも同じ案件として扱っています。
ここで誤解されやすいのが「最初は本当に出金できた」という点です。少額が通れば、「ここは実際に払ってくれる」と感じてしまいます。しかし確認されている流れでは、それは次に大きな額を入れてもらうための段取りです。出金できたことは、いま止まっている出金が通る保証にはなりません。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くために必要な材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
LeveX への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次の3つです。
3つとも揃っていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
LeveXの勧誘の経路と手口

LeveXで確認されているのは、少額の出金を一度通してから、名目を変えた請求が続く手口です。時間の順に並べます。ご自身がいまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- マッチングサイトや既婚者向けの交流サイトで知り合った相手と、やり取りが続く
- 投資の話が出て、LeveXという取引サイトを案内される
- 少額を入金して取引し、利益を含めて実際に出金できる
- 「データが安定している」「今が入れどき」と、金額を増やすようすすめられる
- 増額後、「ランクを上げないと出金できない」として、さらに入金を求められる
- 出金を申請すると、海外送金の手数料を先に払うよう言われる
- 手数料を払っても出金されず、今度は「リスク保証金」として高額の入金を求められる
- カスタマーセンターを名乗る相手とのやり取りだけが続き、出金は通らないままになる
ここまでが、LeveXについて確認できた範囲です。この先について、同種の手口では、保証金を払ったあとに「税金」「認証費用」と名目を変えた請求が続く流れが広く確認されています。
まだ追加の入金をしていない方へ
追加の分をまだ送っていないのであれば、海外送金の手数料もリスク保証金も払わないでください。出金するために先に払う、という流れになっている時点で、それは手数料や保証金の本来の使われ方ではありません。そのうえで、次のものだけは消さずに残しておいてください。
LeveXの被害の特徴

確認できた特徴は次のとおりです。LeveXについて寄せられている相談では、出会いの場から投資の話に移る共通点があります。
- きっかけがマッチングサイトや既婚者向けの交流サイトで、投資の話が出るまでに時間をかけている
- 最初の少額の出金は実際に通っている
- 増額を促す理由として「ランクアップ」という言葉が使われている
- 出金の申請に対して、海外送金の手数料・リスク保証金と、名目を変えた請求が重なる
- 相談はいずれも2026年5月以降に集中しており、サイトのドメインが登録された時期と近い
暗号資産で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。
同じ案件の相談からは、周りの人を巻き込むやり方も確認されています。増額を求められて資金が足りないと伝えたところ、誘った側が自分のお金を貸すと申し出て、口座へ入金された例がありました。その方も同じ画面を見せられている場合があります。誘った側が被害に遭っているのかどうかは、記録を突き合わせないと分かりません。

お心当たりのある方へ
LeveX への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
では、なぜ調査が必要になるのか。請求する相手が分からなければ、請求そのものができないからです。暗号資産で送金した分は、送った先のアドレスと、その後の移動がブロックチェーン上に記録されています。どこへ流れたかを調べることが、請求する相手を探す手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で購入して送った | 取引所側に購入と送付の記録が残る。送付先からの移動もたどれる見込みがある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。ただし出発点をたどるのに時間がかかる |
| 銀行振込で国内取引所に入金し、そこから送った | 振込と送付の両方に記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| 相手の銀行口座へ直接振り込んだ | 当社の調査範囲外。金融機関と警察が扱う領域になる |
表のとおり、たどれる範囲には限りがあるのも事実です。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。総合探偵社みらいがお渡しできるのは、追えた範囲をまとめた調査報告書までです。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方をさらに狙う二次被害が、同種の事案で確認されています。見分けるための基準は4つです。
- 結果を断定する
- 返金交渉そのものを請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 金額を示さないまま前払いを求める
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手への連絡はいったんやめてください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。できることとできないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 送金先のアドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が保有している本人確認情報の中身 |
| ドメインの登録時期と、サイトの作られ方 | サイトを運営している人物や法人の実名 |
| 同じ作りのサイトが他にもあるかどうかの手がかり | そのサイトを誰が用意したか |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じません。だからこそ当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
知り合った相手をまだ疑いきれない方へ

相手を責める気持ちになれない、というご相談は少なくありません。
この手口の入口は、投資の話ではなくふつうの会話から始まっています。やり取りが積み重なったあとに投資の話が出てくるため、相手を疑うことが、それまでの時間を否定するように感じられます。
相手を疑いきれないことと、いま止まることは、別のことです。いまお伝えしたいのは相手の人柄の話ではなく、出金のために先に払う流れになっている、という仕組みの話です。相手への気持ちを整理できていなくても、追加の送金を止めることはできます。
ご相談いただく時点で費用は発生しません。まず状況をうかがい、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
LeveXの会社情報(運営者・所在地)

調査の結果は次のとおりです。LeveXを運営している会社を示す情報は、公開されている画面から確認できませんでした。総合探偵社みらいが2026年8月20日に調査した時点で確認できた内容を、調査項目ごとにそのまま記載します。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| サイトに表示された運営会社名 | 記載を確認できなかった |
| 所在地 | 記載を確認できなかった |
| 連絡先(電話番号・メールアドレス) | 記載を確認できなかった |
| 金融商品取引業の登録番号 | 記載を確認できなかった |
| ページの題名(ブラウザのタブに出る文字) | 「LeveX」のみ |
| 公開画面で見られる範囲 | 暗号資産の価格一覧・マイニング・ステーキングなどの案内 |
| ドメインの登録日 | 2026年4月21日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年4月21日(登録から1年間) |
| ドメイン登録事業者 | Name SRS AB(スウェーデン) |
| ネームサーバー | Cloudflare のものが設定されていた |
| サイトを構成するファイルの置き場所 | 「platform/levex/」という階層にあった |
| 問い合わせ窓口の仕組み | 海外製のチャット窓(salesmartly)が組み込まれていた |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 同じドメイン・同じ名称の記載を確認できなかった(2026年8月20日照会) |
画面には5,000字を超える案内が並んでいましたが、運営している会社の名前・所在地・連絡先・登録番号は、そのどこにもありませんでした。情報量が少ないのではなく、誰が運営しているかだけが書かれていない状態です。あわせて、サイトを動かしているファイルが「platform/levex/」という階層にありました。屋号にあたる部分がフォルダ名として切り出されている作りで、その部分を差し替えれば、別の名前の取引サイトとして公開できるやり方になっています。ドメインの有効期限も1年しか取られておらず、長く運営することを前提にした取り方ではありません。
LeveXの口コミ・評判

調べた範囲では、LeveXについて、利用した方が書いた評判は2026年8月20日時点ではごくわずかしか見当たりませんでした。
評判が見当たらないことは、安全であることを意味しません。ドメインが登録されたのは2026年4月で、相談が出はじめたのはその約1か月後です。始まってから日が浅いサービスは、そもそも評判が溜まる時間がありません。情報が少ないことと、問題がないことは別のことです。
この案件は知り合った相手から個別に案内されるため、広く宣伝されているわけではありません。検索して情報が出てこないのは、外に向けて募集していないからだとも考えられます。
被害に遭われた方をさらに狙う動きが、同種の事案で確認されています。「必ず取り戻せます」と書かれたページや、検索して最初に出てきた連絡先へすぐに連絡する前に、その相手の会社名・所在地・登録番号が示されているかを見てください。示されていないなら、そこには連絡しないでください。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えする方針です。そのうえで、多くいただく質問をまとめました。
最初は本当に出金できました。それでも詐欺なのですか。
最初の少額が出金できたこと自体は、多くの相談で共通しています。確認されている流れでは、その出金は、次に大きな額を入れてもらうための段取りとして行われています。一度出金できたことは、いま止まっている出金が通る根拠にはなりません。判断の材料になるのは、出金のために先に払う流れになっているかどうかです。
海外送金の手数料は実際にかかるものではないのですか。
海外送金に手数料がかかること自体はあります。ただし通常は、送る金額から差し引かれます。受け取る側が、受け取る前に別途まとまった額を払い込むやり方にはなりません。「先に払わないと送れない」という説明になっている場合は、その点をご確認ください。
リスク保証金を払えば出金できるのではないですか。
払ったあとに出金できたという結果は、同種の事案では確認されていません。確認されているのは、名目を変えた請求が続くやり方です。そのため、払う前の段階でご相談いただくことをおすすめしています。
知り合った相手にお金を借りて入金してしまいました。
そうしたご相談も実際にあります。借りた相手が勧誘した相手と同じ場合、そのお金が本当に貸されたものかどうかも、確かめるべき点です。やり取りが残っていれば、そこも含めて状況をうかがいます。
総合探偵社みらいの対応状況

LeveXに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を広げるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出はご本人が行う)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
当社は東京都公安委員会 探偵業届出済 第30260002号として届出を行っています。届出は探偵業に必要な法律上の義務であり、優れた調査会社であることを示すものではありません。番号を確認できない相手については、探偵業の届出をしているかどうかを確かめられません。
まとめ

「LeveX」について、2026年8月20日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- ドメインは2026年4月21日に登録され、有効期限は1年間だった
- 運営会社名・所在地・連絡先・金融商品取引業の登録番号は、公開画面から確認できなかった
- サイトを構成するファイルが「platform/levex/」という階層にあり、屋号の部分を差し替えれば別の名前で公開できる作りになっていた
- 最初の少額の出金は実際に通り、その後に増額を促される流れが確認されている
- 出金の申請に対し、海外送金の手数料・リスク保証金と、名目を変えた請求が重なるやり方が確認されている
- 相談は2026年5月以降に集中しており、ドメインの登録から約1か月後にあたる
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、同じドメインの記載は確認できなかった。記載がないことは、安全であることを意味しない
この記事は、確認できた範囲を最速で公開する速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年8月20日)。
いま「保証金を払えば出金できる」と言われているのであれば、払う前にご相談ください。すでに送ってしまった分についても、送金の記録が残っていれば、たどれる余地が残っていることがあります。状況をうかがったうえで、出発点があるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku.html/2026年8月20日照会)
- RDAP(levexjp.com の登録情報/2026年8月20日照会)
- 総合探偵社みらいによる levexjp.com の画面記録およびページ構成の確認(2026年8月20日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

