この記事で「祥瑞金業」と書いているのは、xrproltd.netというドメインで公開されている、貴金属(金・銀)の取引を案内する中国語のサイトです。サイト内の表記では「祥瑞金業有限公司」「祥瑞貴金属」とも名乗っています。
こんな流れではありませんか
出金できないのに追加の費用を要求されたら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月2日に「祥瑞金業」を調査した記録です。
この案件は、「xrproltd.net」「祥瑞金业」「祥瑞贵金属」という表記でも同じサイトを指しています。
祥瑞金業の画面には、会社の設立日や連絡先が表示されています。ところが会社情報を詳しく調べると、公式サイトのURLとして別のドメインが書かれていました。さらに著作権の表示年が設立年より9年早いなど、表示が食い違っています。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
祥瑞金業 への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談のとき、LINEで送っていただくものは次の3つです。
3点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
祥瑞金業の会社情報を調べて分かったこと

祥瑞金業(xrproltd.net)の画面には、会社の名前・電話番号・設立日などが表示されています。ただし、その内容を他の記載と突き合わせると矛盾が見つかりました。ひとつずつ確認していきます。ご自身が見た画面と照らし合わせながら読んでください。
- ページの題名(ブラウザのタブに出る文字)は中国語の「祥瑞金业官网」
- 検索エンジン向けの会社情報(JSON-LD)には、設立日「2019年1月1日」と書かれている一方、公式URLとして xrproltd.net とは別のドメインが記載されていた
- ページ最下部の著作権表記は「COPYRIGHT (©) 2010-2026」で、設立日より9年早い年から始まっている
- 所在地の表示は「九龍尖沙咀」という地区名のみで、番地や建物名は書かれていない
- 問い合わせ用のメールアドレスは「cs@hkxrpro.com」で、hkxrpro.comという、xrproltd.netともJSON-LDの公式URLとも異なる3つ目のドメインが使われていた
- 「香港黄金交易所AA類87号行員」という肩書きは、同じ肩書きを名乗るサイトが他にも複数あることをウェブ検索で確認した
- ドメイン xrproltd.net は2025年9月29日に登録されており、会社の設立日(2019年)より6年も新しい
まだ入金していない方へ
いまは入金しないでください。会社情報の食い違いは、画面を見ただけでは気づきにくいものです。入金をやめたうえで、次のものだけは残しておいてください。
祥瑞金業で確認できた不審点

怪しいと判断できる点は次のとおりです。祥瑞金業(xrproltd.net)で注意すべきなのは、公式URLの記載と著作権表記の年が、会社の実在を示そうとする表示の中でかえって矛盾しているという点にあります。
- 正規の金融事業者が検索エンジン向けに登録する会社情報(JSON-LD)は、実際に公開しているドメインと一致させるのが通常。別ドメインが書かれているのは、別のサイトのデータをそのまま使い回している可能性を示す
- 著作権表記の開始年が会社の設立年より早いという矛盾は、テンプレートの著作権表記を更新せずに使っていることの表れと考えられる
- 所在地が地区名までしか書かれていないのは、第三者が現地で建物を特定できない書き方になっている
- 「香港黄金交易所の会員」という同一の肩書きを複数のドメインが名乗っている状態では、その肩書き自体が、どのサイトの実在を示す根拠にもならない
仮想通貨で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。

お心当たりのある方へ
祥瑞金業 への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。振込の記録が残っていれば、それが相手を特定する出発点になります。振込先の口座名義や、振込日時・金額は、金融機関側の記録として残ります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 日本国内の銀行から振り込んだ | いつ・どこへ・いくら送ったかが振込の記録として残る。受け取り側の口座名義も記録に残る |
| 指定の海外口座へ送金した | 送金の記録は残るが、受け取り口座が海外にあるため、たどるのに時間がかかる |
| クレジットカードで入金した | カード会社に取引履歴が残る |
| 現金を手渡しした | 振込のような記録は残らない。受け渡しの日時・場所・相手の特徴が手がかりになる |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 振込先の口座名義と、振込の記録 | その口座を持っている人の氏名・住所 |
| xrproltd.netがいつ登録され、どう管理されていたか | ドメインを登録した人物の実名(RDAPには記載がない) |
| 同じ肩書きを名乗る複数のドメインの関係 | それらを運営している組織・人物の実体 |
| この名称が公的な資料に出ているかどうか | 相手が今後どう動くか |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じませんが、弁護士が正式な手続きで求める道は残っています。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
「会員番号」や「監督を受けている」という表示を信じて入金してしまった方へ

肩書きの表示を信じたことは、無理のないことです。
「香港黄金交易所AA類87号行員」のような具体的な番号つきの肩書きは、本物らしく見えるよう作られています。しかし今回は、同じ番号を名乗るサイトが複数あることを確認しており、番号があること自体は裏付けになりません。
具体的な数字や固有名詞が書かれていると、信憑性があるように見えてしまいます。それは自然な受け止め方です。
公式URLの記載と著作権表記の食い違いは、画面を一度見ただけでは気づけません。複数の記載を突き合わせて初めて分かるものです。
当社にご相談いただく時点で費用は発生しません。まず状況をうかがい、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
追加の入金を要求されても、払う前にご相談ください。振込の記録とやり取りの画面は、消さずに残しておいてください。
祥瑞金業の会社情報(運営者・所在地)

祥瑞金業の会社情報は、画面の中でも食い違いがあります。表は、総合探偵社みらいが2026年10月2日に調査した時点の内容です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| サイトに表示された運営会社名 | 「祥瑞金业有限公司」(別名「祥瑞贵金属」) |
| 所在地 | 「九龍尖沙咀」という地区名のみ。番地・建物名の記載なし |
| 連絡先 | 電話「(852)3569 0036」/メール「cs@hkxrpro.com」 |
| 検索エンジン向け会社情報(JSON-LD)に書かれた設立日 | 「2019年1月1日」 |
| 同じJSON-LDに書かれた公式URL | xrproltd.net とは別のドメインが記載されていた |
| 著作権表記 | 「COPYRIGHT (©) 2010-2026」(設立日の9年前から) |
| 主張している肩書き | 「香港黄金交易所AA類87号行員」「香港黄金交易所及香港法律の双方の監督を受ける」 |
| 同じ肩書きを名乗る他のドメイン | 複数確認(2026年10月2日照会) |
| ドメインの登録日 | 2025年9月29日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年9月29日(登録から2年間) |
| ドメイン登録事業者 | GoDaddy.com, LLC |
| ネームサーバー | ns77.domaincontrol.com・ns78.domaincontrol.com |
| アプリの表記 | 「应用名称:祥瑞金业 应用版本:V3.5.0」 |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 「祥瑞」「xrproltd」の記載は見当たらなかった(2026年10月2日照会) |
この調査で注目していただきたいのは、検索エンジン向けの会社情報に、表示しているドメインとは別のURLが書かれていたことです。正規の事業者は、通常は自社のドメインと会社情報を一致させています。あわせて、著作権表記の開始年(2010年)が、会社の設立日として書かれている年(2019年)より早いという矛盾もありました。

これらは、別のサイト向けに作られたテンプレートを、ドメインだけ変えて使い回している可能性を示しています。あわせて、「香港黄金交易所AA類87号」という同じ肩書きを名乗るドメインが他にも複数見つかっており、肩書きの記載だけでは実在の裏付けになりません。
なお、金融庁の資料に記載がないことについても注意が必要です。「掲載されている無登録業者は、警告書の発出を行った時点で無登録営業を行っていることが確認できた者に限られています。そのため、掲載されていない者でも、無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ますのでご注意ください。」金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月2日照会)
祥瑞金業の口コミ・評判

当社の調査では、「祥瑞金業」で検索すると、調査系の記事以外は見当たりません。
利用者自身の声は見当たりませんでした。見つかったのは、他の調査機関が同じサイトの会社情報を調べた記事でした。
口コミが少ないからといって、安全だとは限りません。ドメインが登録されてまだ日が浅く、利用者の声が広まる時間が経っていない可能性があります。
「香港黄金交易所の会員」という肩書きだけで判断せず、設立日や公式URLの記載が、矛盾していないかを確かめてください。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
会員番号や監督機関の表示があるのに、なぜ信用できないのですか。
同じ会員番号を名乗るドメインが他にも複数見つかっているためです。番号そのものが書かれていることと、その番号が実際にこのサイトの運営者のものであることは別です。
サイトは今も見られます。それでも相談してよいのですか。
はい。サイトが見られることと、会社の実体が確認できることは別です。今回のように設立日や公式URLの記載が矛盾している場合は、見られる状態でも注意が必要です。
まだ少額しか入れていません。相談してよいでしょうか。
金額の大小で受付を分けてはいません。早い段階でのご相談のほうが、選べる手立てが多く残っています。
証拠が少なくても相談する意味はありますか。
手元にある画面と振込の記録だけで、調べられることがあります。まず、いま手元にあるものを教えてください。
総合探偵社みらいの対応状況

祥瑞金業に限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「祥瑞金業」について、2026年10月2日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- 検索エンジン向けの会社情報(JSON-LD)に、表示ドメインとは別のURLが記載されていた
- 著作権表記の開始年(2010年)が、会社の設立日として書かれている年(2019年)より早い
- 所在地は地区名のみで、番地・建物名の記載がない
- 「香港黄金交易所AA類87号行員」という肩書きを同じ番号で名乗る他のドメインが複数ある
- ドメイン xrproltd.net の登録は2025年9月29日。会社の設立日より6年新しい
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、この名称の記載は見当たらない(載っていないことが、安全の証明にはならない)
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月2日)。
「会員番号」や「監督を受けている」という表示があっても、設立日や公式URLの記載が矛盾している場合は注意が必要です。振込の記録が手元にあれば、総合探偵社みらいが状況をうかがったうえで、出発点があるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 総合探偵社みらいによる xrproltd.net の画面記録およびページ構成の確認(2026年9月23日取得)
- ICANN RDAP(rdap.org)による xrproltd.net の登録情報の照会(2026年10月2日実施)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月2日照会。公表資料3種を全文検索)
- 「祥瑞金業」「香港黄金交易所AA類87号」でのウェブ検索(2026年10月2日実施。同一肩書きを名乗る他のドメインの有無を確認)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

