この記事で扱うのは、「g-sacs.vip」というドメインのWebサイトで、表記はこのドメイン名だけです。
こんな流れではありませんか
株の購入代金を振り込む前に、ご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月20日に「g-sacs.vip」を調査した記録です。
g-sacs.vipのページのソース(表示の元になる記述)には、「割引株」「新規公開株」「上場予定の銘柄」などの項目名が並んでいます。g-sacs.vipを開いて表示されるのはログイン画面だけですが、これらの項目名からみて、ログインした先に日本の株を割安な値段や優先の枠で買えるとうたう画面が用意されている可能性があります。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
g-sacs.vip への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談のときにLINEで送っていただくものは、次の3つです。
3点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
g-sacs.vipの画面を調べて分かったこと

調査の結果、g-sacs.vipはログイン画面の奥に、株の売買や新規公開株の購入を扱う画面を作る要素を持つWebサイトでした。当社は2026年9月29日と10月20日の2回、ログイン画面とページのソースを保存しました。読み取れた内容は次のとおりです。
- 開くと「電話番号でログイン」の画面が表示される。電話番号の欄には、日本の国番号「+81」が最初から入っている
- ログイン前に見られるのは、電話番号・パスワードの欄と「ログイン」「新規登録」のボタンだけで、ブラウザのタブに題名は表示されない
- ページを組み立てるファイルの名前には、「割引株」「株の詳細」「新規公開株」「取引」「買い」「指数の詳細」を意味する語が並ぶ
- ページのソースには、開発用の注記として「三大指数のカード」「新規公開株の一覧」「上場予定の銘柄」「投資テーマのカード」が残っている
- 同じソースに、日本語で表示するときの書体を指定する設定もある
- 運営会社・所在地・連絡先・金融商品取引業の登録番号は、ログイン前の画面のどこにも書かれていない
- 2回の保存のあいだで、画面も、読み込むファイルの名前も変わっていない
まだg-sacs.vipに入金していない方へ
株の購入代金などの入金を促されても、振り込まないでください。一般の人が、登録の無い相手から新規公開株や割安な株を優先して買える仕組みはありません。あわせて、次のものは消さずに残しておいてください。
g-sacs.vipを慎重に見るべき理由

怪しいと判断できる点は次のとおりです。どれも、お金を送る前に立ち止まる理由になります。
- 株の売買や新規公開株の購入を扱う画面の要素を持ちながら、ログイン前の画面には運営会社の名前も金融商品取引業の登録番号も無い。日本で株の売買を仲介するには登録が要り、登録のある証券会社は社名と登録番号を必ず表示する
- 「割引株」の画面を作る要素がある。登録の無い相手が、市場より安く株を買える枠を個人に売る取引は成り立たない
- 新規公開株と上場予定の銘柄を並べる画面の要素がある。上場前後の値上がりを期待させる作りで、運営会社が分からないまま代金を払わせる流れにつながるおそれがある
- 電話番号の欄に日本の国番号が最初から入っている。日本に住む人を相手にする前提で作られているとみられる
- ドメインは2026年7月1日に登録されたばかりで、有効期限も登録から1年後に設定されている
仮想通貨で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。

お心当たりのある方へ
g-sacs.vip への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。振込でも仮想通貨でも、お金を送った記録は残ります。振込先の名義と、仮想通貨の送付先アドレスが、相手を探す手がかりです。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 指定された銀行口座へ振り込んだ | 振込先の名義と、振り込んだ日時・金額が記録に残る |
| 国内の取引所で買った仮想通貨を、指示されたアドレスへ送った | 購入と送付の記録が取引所に残り、送付先から先の移動も追える余地がある |
| 海外の取引所や個人のウォレットから送った | 送付先のアドレスがブロックチェーンに残り、移動の経路をたどる出発点になる |
| 現金を手渡した | 記録が残りにくく、受け渡しの日時と場所が手がかりになる |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 仮想通貨の送付先アドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人物の氏名・住所 |
| ドメインの登録日・登録事業者・ネームサーバー | ドメインを登録した人物の実名 |
| 当社が保存したページのソースにある要素の名前と注記 | ログインの後の画面に表示される株の値段や残高が、実際の取引に基づくものかどうか |
| 2回の保存のあいだに作りが変わったかどうか | アプリを運営している人物の実名 |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じませんが、弁護士が正式な手続きで求める道は残っています。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
日本の株の話なので安心だと思っていた方へ

日本の会社の株だからといって、安心できる話とは言えないのです。
画面に並ぶ銘柄が日本の会社でも、売買の相手がその会社や証券会社だという保証は無く、株を実際に買えているのかを第三者が確かめる手段もありません。
アプリで買ったことになっている銘柄と株数、支払った金額が分かる画面を撮っておいてください。
g-sacs.vipの会社情報(運営者・所在地)

g-sacs.vipのログイン前の画面には、運営会社を示す記載はありませんでした。表は、総合探偵社みらいが2026年10月20日に調査した時点の内容です。

| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| Webサイトに表示された運営会社名 | 記載なし |
| 所在地 | 記載なし |
| 連絡先(電話番号・メールアドレス) | 記載なし |
| 金融商品取引業の登録番号 | 記載なし |
| ブラウザのタブに表示される題名 | 空欄 |
| ログインの前に見られる範囲 | 電話番号とパスワードでログインする画面だけ |
| ソースから読み取れる画面 | 割引株・株の詳細・新規公開株・取引・指数の詳細など |
| ドメインの登録日 | 2026年7月1日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年7月1日(登録から1年) |
| ドメインの最終更新日 | 2026年8月30日 |
| ドメイン登録事業者 | Dynadot Inc |
| ネームサーバー | Cloudflare のもの |
| サイトの作り | 海外製のアプリ開発ツール(uni-app) |
| 同じ作りのWebサイト | 当社の保存記録との照合で一致なし |
| 金融庁の無登録業者の公表資料3種 | 記載なし |
| 金融庁の暗号資産交換業者登録一覧 | 記載なし(令和8年9月30日現在の27業者) |
| 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の会員一覧 | 記載なし(事業会員33社・事業準備会員5社) |
株を売買する画面の要素を持ちながら、ログイン前の画面のどこにも運営会社の名前は記載されていません。社名が分からないため、金融庁の登録一覧を社名で引くこともできない状態です。
g-sacs.vipの口コミ・評判

当社の調査では、2026年10月20日時点で、「g-sacs.vip」についての書き込みはWeb上に見つかりませんでした。
評判が見つからないことは、安全の裏付けになりません。g-sacs.vipはログインしないと中身が表示されない作りで、URLを直接送られた人でなければ、開く機会がほとんどありません。
株の取引をうたうアプリでは、画面の評価額が上がっているあいだは被害に気づきにくく、出金を申し込んで初めて応じてもらえないと分かることが多くあります。いまのうちに、お手元の画面と入金の記録を残しておいてください。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
新規公開株(IPO)を優先して買えると言われました。本当ですか。
いいえ。新規公開株は、登録を受けた証券会社が抽選などで割り当てるものです。それ以外の相手が売る優先の枠はありません。特別な枠があるという話で代金を求められたら、払わないでください。
出金するには入金が必要だと言われました。払えば出金できますか。
その入金はしないでください。出金の前に入金を求める手続きは、正規の取引にはありません。名目が手数料でも税金でも同じです。入金を促された画面とメッセージを残して、払う前にご相談ください。
アプリに表示されている株は本当に買えていますか。
実際の株価に似せた数字が表示されていても、それで株を買えている証拠にはなりません。注文が実際に市場に出されているかを確かめる方法も無いので、支払いを重ねる前にご相談ください。
金融庁の資料に名前が無ければ安全ですか。
いいえ。金融庁の無登録業者の資料に載るのは、無登録の営業を金融庁が把握し、警告書を出した業者です。新しいドメインのサイトは、まだ載っていないことがあります。社名も登録番号も記載していない相手に、株の購入代金を払わないでください。
総合探偵社みらいの対応状況

同種のご相談には、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「g-sacs.vip」について、2026年10月20日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- g-sacs.vipを開くと表示されるのは電話番号でログインする画面だけで、電話番号の欄に日本の国番号「+81」が最初から入っている
- ページのソースには、割引株・新規公開株・上場予定の銘柄・三大指数などの画面を作る要素がある
- 運営会社名・所在地・連絡先・金融商品取引業の登録番号の記載は無い
- ドメインは2026年7月1日に登録され、有効期間は1年
- 2026年9月29日と10月20日の2回の保存で、作りは変わっていない
- 金融庁の無登録業者の資料3種、暗号資産交換業者の登録一覧、JVCEAの会員一覧のどれにも名前が無い。載っていないことは、安全の証拠にならない
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月20日)。
g-sacs.vipで株の購入代金などの入金を促されているなら、払う前にご相談ください。すでに払った場合も、振込先の名義や仮想通貨の送付先が、資金の行き先をたどる出発点です。その記録から行き先をたどれるかどうかは、状況をうかがったうえでお答えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(公表資料3種を2026年10月20日照会)
- 金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月30日現在の一覧を2026年10月20日照会)
- 日本暗号資産等取引業協会「会員紹介」(2026年10月20日照会)
- RDAP(.vip ドメインの登録情報)(2026年10月20日照会)
- 総合探偵社みらいによる g-sacs.vip の画面とページのソースの保存(2026年9月29日・10月20日)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

