この記事で「bydfiscsda.com」と書いているのは、案内されたアプリのダウンロード先サイトのドメイン名です。確認できている表記は「bydfiscsda.com」、操作画面で使われていた「bydfiscsd.com」、そして案内されたアプリのダウンロード先「app.vsukangf.top」の3つです。
こんな流れではありませんか
相手から次の送金を要求されているなら、送る前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年9月30日に「bydfiscsda.com」を調査した記録です。
はじめにお断りします。この記事で扱うのは、実在する「BYDFi」とは関係のない案件です。名前だけが使われています。
この案件は、「bydfiscsd.com」という表記でも相談が寄せられています。いずれも同じ案件として扱っています。
コインチェックやTrust Walletは、実在するサービスです。それを間にはさむのは、流れ全体を本物らしく見せるためと考えられます。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
bydfiscsda.com への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次の4つです。
4点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
bydfiscsda.comの勧誘の経路と手口

bydfiscsda.comは、研究者向けのサイトで知り合った相手から、仮想通貨の投資へ話が移る手口です。起きた順に並べます。いまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。

- 研究者向けのサイトで「研究に興味がある」と連絡を受け、連絡先を交換する
- やり取りを重ねるうちに、仮想通貨の投資の話を持ちかけられる
- 実在の取引所やウォレットアプリと一緒に、相手が指定したアプリのインストールも求められる
- 最初は銀行振込で、個人名義の口座へ送金する
- 実在の取引所で仮想通貨に換え、ウォレットを経由してアプリへ送るよう案内される
- 何度も送金を重ね、送った額が大きくなっていく
- 出金を申請すると、「口座が凍結された」として、凍結の解除に追加の送金が必要だと言われる
- 出金や解約を申し出ると、海外への送金のため取り戻すのが難しいと言われる
まだ仮想通貨を送っていない方へ
まだ仮想通貨を送っていないなら、送らないでください。途中で実在の取引所やウォレットを通っていても、お金が最後に届くのは、案内されたそのアプリです。実在の取引所を通ったことは、安全だという保証にはなりません。そのうえで、次のものだけは消さずに残しておいてください。
bydfiscsda.comの被害の特徴

怪しいと判断できる点は次のとおりです。bydfiscsda.comで注意すべきなのは、実在のサービスを経由させて正当性を装う仕組みです。
- 正規の取引所同士のやり取りであれば、実在しないアプリへ資産を移し替える必要はない。実在サービスを経由させるのは、送金を怪しまれないようにするための演出と考えられる
- 研究者向けのサイトでの接触から投資話へ移るのは、相手の専門性への信頼を利用した接近と考えられる
- 銀行振込の送金先が個人名義の口座になっているのは、正規の金融事業者の入金口座としては不自然である
- アプリのダウンロードページがGoogle Playの画面に酷似しているのは、公式ストアからの入手だと誤認させるための作りと考えられる
- 出金を申請した直後に「口座が凍結された」と告げ、解除のための追加送金を求めるのは、正規の取引所の手続きには無い要求である
- 海外への送金を理由に取り戻しにくいと説明されるのは、請求をあきらめさせるための言い方であって、たどれないという意味ではない
仮想通貨で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。

お心当たりのある方へ
bydfiscsda.com への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。仮想通貨で送金した分は、送った先のアドレスと、その後の移動がブロックチェーン上に記録されています。どこへ流れたかを調べることが、請求する相手を探す手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で購入して送った | 取引所側に購入と送付の記録が残る。送付先からの移動も追える余地がある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。ただし出発点をたどるのに時間がかかる |
| 銀行振込で国内取引所に入金し、そこから送った | 振込と送付の両方に記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| 相手の銀行口座へ直接振り込んだ | 当社の調査範囲外。金融機関と警察が扱う領域になる |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 送金先のアドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が保有している本人確認情報の中身 |
| 最初に連絡が来たプラットフォームと接点の経路 | 相手の実名や所在地 |
| 海外の取引所へ資金が移った経路 | 海外の取引所からの回収の可否 |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じませんが、弁護士が正式な手続きで求める道は残っています。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
もう手元にお金が残っていない方へ

調査の費用が払えるか分からなくても、ご相談は無料でお受けしています。
「海外への送金だから取り戻せない」という説明は、請求をあきらめさせるために、同種の事案でも使われている言い方です。
この手口のご相談では、複数回にわたって送金を重ね、そこで送金をやめている方が少なくありません。
そこで送金をやめているのは、悪い状態ではありません。そこから先へ送ってしまった場合と比べれば、失われた額は少なくて済んでいます。追加の送金をしない判断そのものが、被害の拡大を防いでいます。
当社にご相談いただく時点で費用は発生しません。まず状況をうかがい、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
海外への送金だから取り戻せないと言われても、あきらめる前にご相談ください。送金の記録とやり取りの画面は、消さずに残しておいてください。
bydfiscsda.comの会社情報(運営者・所在地)

総合探偵社みらいが2026年9月30日に調査した結果を、調査項目ごとに記載します。bydfiscsda.comの運営会社の情報は、案内された範囲には記載がありませんでした。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 案内されたアプリの名称 | BYDFi |
| サイトの名称 | bydfiscsda.com(操作画面はbydfiscsd.com) |
| ダウンロードページの作り | Google Playのアプリ詳細画面に酷似した独自ページ(2026年9月30日確認) |
| アプリのダウンロード先URL | app.vsukangf.top(アクセス時はリダイレクトのみが表示され、詳細は確認できず。2026年9月30日確認) |
| 運営会社名 | 記載なし |
| 所在地・連絡先 | 記載なし |
| ドメインの登録日(bydfiscsda.com) | 2025年11月26日 |
| ドメインの有効期限(bydfiscsda.com) | 2026年11月26日(登録から1年間) |
| ドメイン登録事業者 | NameSilo, LLC |
| ネームサーバー | Cloudflareのものが設定されていた |
| 関連ドメイン(vsukangf.top)の状態 | 有効期限切れ後、更新されずに削除手続き中(2026年9月30日確認) |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 同じ名称の記載はなかった(2026年9月30日照会) |
ドメインは2つ(bydfiscsda.com・bydfiscsd.com)が同じ日に登録されていました。関連する別ドメインは既に有効期限が切れて削除手続き中で、長く運営することを前提にした作りではありません。
本物のBYDFiは、実在する暗号資産取引所です。「BYDFi」というアプリ名は、この実在の取引所に似せたものと考えられます。BYDFiの名前をかたる偽サイトについて、注意を呼びかける公表は、2026年9月30日の時点では見当たりませんでした。
bydfiscsda.comの口コミ・評判

当社の調査では、bydfiscsda.comの評判は、2026年9月30日時点でほとんど見当たりませんでした。
評判が見当たらないからといって、安全だとは限りません。個別に接触してくる手口では、やり取りが1対1で、公開されている場所には出てきません。そのうえ相手を信じているあいだは被害に気づきにくく、気づくまでに時間がかかるため、ネットに書き込みが出にくいのです。
ネットに情報が無くても、お手元に送金の記録があれば、送金先を調べられます。ご相談の際は、検索結果よりも、こうした記録をお持ちください。
検索して最初に出てきたページに連絡する前に、その相手が誰なのかを確かめてください。確かめられないなら、そこには連絡しないでください。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
実在の取引所を経由しているので安全ではないのでしょうか。
途中で経由する先が実在するかどうかは、安全の証明になりません。確かめていただきたいのは、経由地点ではなく資金が最後にどこへ渡っているかです。
海外への送金なので取り戻すのは無理だと言われました。
海外への送金であっても、送金先のアドレスや取引の記録が残っていれば、調査自体は可能です。取り戻せるかどうかとは別に、まずは記録が残っているかをご確認ください。
警察に被害届を出していても相談できますか。
はい、ぜひご相談ください。警察への届け出と、送金先をたどる調査は別の役割です。両方進めていただいて構いません。
少額しか送っていなくても相談してよいのでしょうか。
はい、ぜひご相談ください。送金額の大小にかかわらず、記録が残っていれば調査の対象になります。まず、いま手元にあるものを教えてください。
総合探偵社みらいの対応状況

bydfiscsda.comに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「bydfiscsda.com」について、2026年9月30日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- 研究者向けのサイトで接触し、仮想通貨の投資話を持ちかける手口である
- 実在の取引所・ウォレットアプリを経由させ、正当性を装う手口である
- 「bydfiscsda.com」は、実在する暗号資産取引所「BYDFi」とは無関係で、似せた名称と考えられる
- 銀行振込の送金先は、個人名義の口座だった
- 運営会社名・所在地は、案内された範囲に記載がなかった
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、同じ名称の記載はなかった。記載がないからといって、安全だとは限らない
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年9月30日)。
もう一度お伝えします。実在する「BYDFi」と、この件は別のものです。本物のBYDFiの公式サイトは bydfi.com です。確かめるときは、案内されたリンクからではなく、ご自身で検索して出てきた公式サイトからご確認ください。案内されたリンクは、本物そっくりに作られていることがあります。
相手から送金を求められて迷っているなら、送る前にご相談ください。海外への送金だから取り戻せないと言われて、相談をためらっている方も同じです。状況をうかがったうえで、出発点があるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年9月30日照会)
- RDAP(bydfiscsda.com・bydfiscsd.com・vsukangf.top ドメインの登録情報/2026年9月30日照会)
- 総合探偵社みらいによるご相談内容の確認整理(2026年9月30日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

