この記事の「PCM Expo」は、pcmexpo.comで公開されている仮想通貨の売買・貸付サイトを指します。
こんな流れではありませんか
出金できないのに追加の費用を要求されたら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月2日に「PCM Expo」を調査した記録です。
PCM Expoの画面は、英語や日本語を含む5つの言語に切り替えられます。ところが保存したページを調べると、ロゴ画像のファイル名に、表示されているブランド名とは違う文字列が残っていました。ライセンスの項目はあっても、登録番号はどこにも書かれていません。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
PCM Expo への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次の3つです。
3点そろっていなくても、いま手元にあるものだけで大丈夫です。
PCM Expoの画面を調べて分かったこと

PCM Expo(pcmexpo.com)は、暗号資産の売買・貸付・NFTまで扱う「総合アプリ」をうたっています。調べて分かったことは次のとおりです。お手元の画面と照らし合わせながらお読みください。
- 表示されているブランド名は「PCM Expo」だが、ロゴ画像のファイル名は「sax_logo」という別の文字列だった
- ページのアイコン(favicon)は、「sax-bucket」という名前のクラウドストレージから読み込まれていた
- 言語切り替えメニューに英語・日本語・韓国語・繁体字・簡体字の5言語があった
- フッターに「License Supervision」という項目があるが、ライセンス番号の記載は無かった
- ドメイン pcmexpo.com は2000年2月14日に登録されており、取得から27年が経っている
- JVCEA(日本暗号資産等取引業協会)の会員一覧に、同じ名称の記載は無かった
まだ入金していない方へ
いまは入金しないでください。通貨の種類や機能の多さは、安全の証明になりません。次のものは、消さずに残しておいてください。
PCM Expoで確認できた不審点

PCM Expoで特に注意すべきなのは、表のブランド名と、裏側のデータの名前が一致しないことです。不審な点は次のとおりです。
- 正規のサービスであれば、ロゴ画像やアイコンの保存先にも自社のブランド名を使うのが通常。別の文字列が残っているのは、他のサイト向けに作られたテンプレートを使い回している可能性を示す
- 5つの言語に対応しているのは、特定の国・地域に向けて個別に作られたサイトではなく、複数の市場に同時展開する量産型のテンプレートであることをうかがわせる
- 「License Supervision」という項目名だけがあって番号が無いのは、当局の認可や監督を受けているという印象だけを与える作りになっている
- JVCEAに登録が無いまま日本語で暗号資産の取引を呼びかけるのは、日本国内での扱いに必要な体制が整っていないことを示す
運営者が分からず、日本で暗号資産を扱う体制も整っていません。このサイトに入金するのは危険です。仮想通貨で送った分はブロックチェーン上に記録が残るため、送った先をたどれます。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分かれていきます。

お心当たりのある方へ
PCM Expo への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指す道はあります。ただし、手続きごとに担い手が違います。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社が代わりに行うことは、弁護士法第72条で認められていません。
それでも調査が要るのは、会社名や住所が書かれていても、資産がそこにあるとは言えないからです。請求する相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができません。仮想通貨で送金した分は、送った先のアドレスと、その後の移動がブロックチェーン上に記録されています。どこへ流れたかを調べることが、請求する相手を探す手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で購入して送った | 取引所側に購入と送付の記録が残る。送付先からの移動も追える余地がある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。ただし出発点をたどるのに時間がかかる |
| 銀行振込で国内取引所に入金し、そこから送った | 振込と送付の両方に記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| 相手の銀行口座へ直接振り込んだ | 当社の調査範囲外。金融機関と警察が扱う領域になる |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭った方を、さらに狙う相手がいます。「取り戻せる」と近づく二次被害の勧誘です。見分ける目安は、次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社が行うのは、探偵業としての調査と、その報告書の作成です。調査で分かることと分からないことは、次のとおりです。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 送金先のアドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が保有している本人確認情報の中身 |
| ドメインの登録時期と、サイトの作られ方 | サイトを運営している人物や法人の実名 |
| この名称が公的な資料に出ているかどうか | 相手が今後どう動くか |
アドレスの動きは追えますが、その持ち主の氏名までたどるには、取引所が持つ情報が要ります。取引所は個人からの照会には応じません。弁護士が正式な手続きで開示を求める方法はあります。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
機能の豊富さを見て信用してしまった方へ

機能が充実していることを信用の材料にしたのは、無理もないことです。
仮想通貨の売買・貸付・NFTまで扱える画面は、本格的なサービスに見えます。しかし今回は、その裏側のデータにブランド名と一致しないファイル名が残っていました。
画面の見た目や機能の多さは、お金と時間をかければいくらでも作り込めます。見た目だけでは、運営者が信頼できるかどうかは分かりません。
ロゴ画像のファイル名やアイコンの保存先まで確認する人はほとんどいません。見た目の整ったサイトほど、裏側までは確かめにくいものです。
ご相談に費用はかかりません。状況をうかがい、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
出金を止められて追加の費用を要求されても、払わずにご相談ください。送金の記録とやり取りの画面は、消さずに残しておいてください。
PCM Expoの会社情報(運営者・所在地)

PCM Expoの運営会社は、サイトのどこにも書かれていません。表は、総合探偵社みらいが2026年10月2日に調べた時点の内容です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| サイトに表示された運営会社名 | 記載なし |
| 所在地 | 記載なし |
| 連絡先(電話番号・メールアドレス) | 記載なし |
| ライセンスの具体的な番号 | 「License Supervision」という項目名はあるが、番号の記載は無かった |
| ロゴ画像のファイル名 | 「sax_logo.f94aa36f.png」(表示されているブランド名「PCM Expo」とは異なる) |
| アイコン(favicon)の読み込み先 | 「sax-bucket」という名前のクラウドストレージ |
| 対応言語 | 英語・日本語・韓国語・繁体字中国語・簡体字中国語の5言語 |
| ドメインの登録日 | 2000年2月14日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年2月14日 |
| ドメイン登録事業者 | TurnCommerce, Inc. DBA NameBright.com |
| ネームサーバー | bingo.ns.cloudflare.com・renan.ns.cloudflare.com |
| JVCEA(日本暗号資産等取引業協会)の会員一覧 | 同じ名称の記載はなかった(2026年10月2日閲覧) |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 「pcmexpo」の記載は見当たらなかった(2026年10月2日照会) |
表で見ていただきたいのは、ロゴ画像のファイル名に残っていた「sax」という文字列です。表示されているブランド名「PCM Expo」とは一致しません。アイコンの読み込み先にも同じ「sax」という文字列が使われていました。

これは、別のブランド向けに作られたテンプレートを、名前だけ変えて使い回している可能性を示しています。さらに、日本で暗号資産を扱う事業者が名を連ねるJVCEAの会員一覧にも、同じ名称はありませんでした。
ドメイン自体は2000年に登録された古いものですが、ドメインが古くても、いまの運営者が信頼できるとは言えません。古いドメインを買い取って、別の用途に使い回す手口もあります。
PCM Expoの口コミ・評判

「PCM Expo」で検索しても、出てくるのは調査系の記事だけでした。
利用者の声は見当たらず、見つかったのは、他の調査機関がこのサイトのドメイン情報などを調べた記事でした。
多言語対応のサイトは、情報が海外の掲示板に散らばり、日本語の検索では見つかりにくいことがあります。口コミが少ないことを、安全の目安にしないでください。
「350種類以上の暗号資産を扱える」という表示を信じて入金する前に、まずご相談ください。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

よくいただくご質問にお答えします。
扱える通貨の種類が多いサイトなら信頼できるのではないですか。
いいえ。通貨の種類が多くても、運営会社が実在する裏づけにはなりません。このサイトには運営会社の記載が無く、ロゴ画像のファイル名も、表示されているブランド名と一致しませんでした。
サイトは今も見られます。それでも相談してよいのですか。
はい、ご相談ください。サイトが見られても、運営会社は分かりません。運営会社の記載が無い以上、見られるうちでも入金は控えてください。
まだ少額しか入れていません。相談してもよいですか。
はい、ご相談ください。金額の大小で受付を分けてはいません。早い段階でご相談いただくほど、選べる手立てが多く残っています。
証拠が少なくても相談する意味はありますか。
手元にある画面と送金の記録だけで、調べられることがあります。まず、いま手元にあるものを教えてください。
総合探偵社みらいの対応状況

ご相談から調査までの流れは、次のとおりです。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかける大切な窓口です。一方、送金先をたどって資金の移った先を突き止める作業は、これらの窓口とは別の調査です。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手は、届出をしているかどうかも分かりません。依頼する前に、必ず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけです。回収した額に応じた報酬はいただきません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、その後のご相談の場でそのまま使えるようにまとめてお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
当社にできないことは、次のとおりです。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べて分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

2026年10月2日時点で、総合探偵社みらいが「PCM Expo」について調べた結果をまとめます。
- ロゴ画像のファイル名に「sax」という、ブランド名と一致しない文字列が残っていた
- アイコンの読み込み先にも同じ「sax」という文字列が使われていた
- 「License Supervision」という項目はあるが、番号の記載は無かった
- JVCEA(日本暗号資産等取引業協会)の会員一覧に、同じ名称の記載は無かった
- ドメイン pcmexpo.com の登録は2000年2月14日で、取得から27年が経っている
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、この名称の記載は無かった(載っていないことが、安全の証明にはならない)
この記事は、調査基準日(2026年10月2日)時点の速報です。新しい情報が分かり次第、この記事に追記します。
通貨の種類や機能がいくら豊富でも、運営会社名も登録番号も書かれていないサイトに、入金しないでください。すでに送金した場合は、手元の送金の記録が出発点です。総合探偵社みらいが状況をうかがい、たどれるかどうかをお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 総合探偵社みらいによる pcmexpo.com の画面記録およびページ構成の確認(2026年10月1日取得)
- ICANN RDAP(rdap.org)による pcmexpo.com の登録情報の照会(2026年10月2日実施)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月2日照会。公表資料3種を全文検索)
- 日本暗号資産取引業協会(JVCEA)「会員一覧」(2026年10月2日閲覧。全33会員に同じ名称が無いことを確認)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

