この記事で「D109資産形成グループ」と書いているのは、LINEで案内されていた投資グループの呼び名です。「バークレイズ証券の代表者を名乗る人物のグループLINE」という表記でも、同じ案件のご相談を確認しています。
こんな流れではありませんか
IPO購入資金も、保証金・手数料も、振り込む前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月1日に「D109資産形成グループ」を調査した記録です。
はじめにお断りします。この記事で扱うのは、実在する「バークレイズ証券」とは関係のない案件です。名前だけが使われています。
名前を使われているバークレイズ証券株式会社は、この案件とは関係がありません。同社は公式サイトで「詐欺師がバークレイズを装って個人や企業をだまそうとしています」と注意を呼びかけています。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
D109資産形成グループ への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談のときにLINEで送っていただくものは、次の4つです。
4点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
D109資産形成グループの勧誘の経路と手口

D109資産形成グループで確認されているのは、実在する証券会社の名前を無断で使って信用させ、個人名義の口座へ送金させる流れです。起きた順に並べます。いまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- SNSで知り合った相手や広告から、投資グループのLINEへ案内される
- 「バークレイズ証券の機関投資グループ」を名乗る案内を受け、約1か月間ほぼ毎日、株の講義を受ける
- 「資産価値向上プラン」という名目の企画に参加するよう案内される
- 専用アプリをダウンロードするよう指示される
- アプリ内で板寄せ取引・OTC取引を行い、毎日のように利益が積み上がって見える
- 指定された個人名義の銀行口座へ、複数回に分けて送金する
- アプリ上の資産表示はさらに増え、新規のIPO購入のため追加の送金を要求される
- 出金を申請すると、保証金・手数料の名目で先払いを要求されるか、わずかな額しか出金できない
まだ追加の送金をしていない方へ
アプリの画面に出ている資産の額は、運営している側が画面に出している数字であって、実際に引き出せているお金ではありません。IPO購入資金や保証金・手数料の名目で追加の送金を要求されていても、まだ送っていないなら、送らないでください。そのうえで、次のものは消さずに残しておいてください。
D109資産形成グループの被害の特徴

怪しいと判断できる点は次のとおりです。D109資産形成グループで注意すべきなのは、実在する証券会社の名前をそのまま使っている点です。
- 正規の証券会社が、LINEグループで株の講義をしたり、個人を機関投資グループに勧誘することはない
- 証券口座の資金は証券会社名義の口座で管理される。個人名義の銀行口座への送金を求める時点で、正規の取引ではない
- IPO購入や出金のために追加の送金を求める仕組みは、正規の証券取引には無い
- アプリ上の資産表示は、出金できて初めて実在が確かめられる。表示が増え続けていることは、残高が実在する証拠にはならない
銀行の口座へ振り込んだ分は、いつ・どこへ・いくら送ったかが振込の記録として残ります。手がかりが残るのは、この記録があるからです。ただし、口座に入った資金は短い間に引き出されていきます。

お心当たりのある方へ
D109資産形成グループ への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。銀行振込は、振込先の口座名義・金融機関・日時が記録として残ります。その記録と、LINEグループでのやり取りをあわせて整理することで、送金先を調べる手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 指定された個人名義の口座へ直接振り込んだ | 振込先の口座名義・金融機関の記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| アプリ内の表示を経由して送金先が変わった | 送金のたびに記録は残るが、送金先が複数に分かれている場合は整理に時間がかかる |
| 証券会社名義の口座へ振り込んだと説明されていた | 実際の送金先が証券会社名義かどうかを、まず記録で確かめる必要がある |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、投資詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 送金先の口座名義・金融機関・日時 | その口座を持っている人の氏名・住所 |
| LINEグループ名と案内役の表示名 | 表示名の裏にいる人物の実在性 |
| アプリの名称と配布経路 | アプリを運営している人物や法人の実名 |
| バークレイズ証券の実在の事実と、公式の注意喚起 | この勧誘とバークレイズ証券との関係(公式には一切関係がない) |
口座の動きは記録として残る一方で、その口座を実際に使っている人物の氏名を特定するには、金融機関が保有する情報が必要です。金融機関は個人からの照会には応じません。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
アプリの残高が大きく増えてしまっている方へ

画面の数字が大きいほど、相談しづらく感じるかもしれませんが、そのようなことはありません。
アプリ上の資産表示を増やしてから追加の送金を求めるやり方は、同種の事案で確認されているものです。表示が大きいことは、ご自身の落ち度を示すものではありません。
この手口のご相談では、アプリ上の資産が数千万円に増えて見える状態で出金が通らず、困って連絡される方が少なくありません。
追加の送金をしていない状態は、悪い状態ではありません。そこから先へ払ってしまった場合と比べれば、実際に失われた額は少なくて済んでいます。
当社にご相談いただく時点で費用は発生しません。まず状況をうかがい、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
追加の送金を要求されても、払う前にご相談ください。送金の記録とLINEのやり取りは、消さずに残しておいてください。
D109資産形成グループの会社情報(運営者・所在地)

D109資産形成グループという名称について、当社で確認した事実を整理します。表は、総合探偵社みらいが2026年10月1日に調査した時点の内容です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| LINEグループで案内されている名称 | D109資産形成グループ/バークレイズ証券の機関投資グループ |
| 「代表者」として名乗られている氏名 | 実在するバークレイズ証券株式会社の役職者の氏名と一致(2026年10月1日確認) |
| 送金先として指定された口座 | 証券会社名義ではなく、個人名義の銀行口座 |
| バークレイズ証券株式会社の公式ドメイン | barclays.co.jp |
| 同社の公表している注意喚起 | 「詐欺師がバークレイズを装って個人や企業をだまそうとしています」(2026年10月1日確認) |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 「D109資産形成グループ」の名称での記載はなかった(2026年10月1日照会) |
調査で確認できたのは、送金先が証券会社名義ではなく個人名義の銀行口座だったことです。正規の証券取引では、顧客の資金は証券会社名義の口座で管理されます。
本物のバークレイズ証券株式会社(本社:東京都港区)は実在する証券会社です。同社は公式サイトの「詐欺対策ガイド」で「詐欺師がバークレイズを装って個人や企業をだまそうとしています」と注意を呼びかけています。LINEグループでの勧誘や、個人名義の口座への送金指示は、同社の正規の取引とは関係ありません。(2026年10月1日照会)
その後にわかった名前(2026年10月7日時点)
D109資産形成グループについては、新たに寄せられたご相談から、次のことも確認できています。
- 「代表者」として「木曽健太郎」と名乗る人物から案内があった(この名義は勧誘のために使われているもので、実在の同姓同名の方とは関係がない。会社情報の表にある「実在するバークレイズ証券株式会社の役職者の氏名と一致」は、この名義を指す)
同じ名前に心当たりのある方も、ご相談ください。
D109資産形成グループの口コミ・評判

当社の調査では、D109資産形成グループそのものの評判は、2026年10月1日時点では検索しても見当たりませんでした。
評判が見当たらないからといって、安全だとは限りません。LINEグループでの勧誘は、招待された人以外には内容が見えないため、一般の検索で情報が出てきにくい性質があります。
一方で、名前を使われているバークレイズ証券株式会社は、同社を装う勧誘について自ら公式に注意を呼びかけています。実在する会社が注意喚起を出すほど、同じ手口の勧誘が広がっていることがうかがえます。
「大手証券会社の機関投資グループ」という説明そのものを鵜呑みにせず、公式サイトに書かれている連絡先や取引の方法と、実際に案内された内容が一致しているかを確かめてください。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
本当にバークレイズ証券の関係者なのではないですか。
LINEグループでの勧誘や、個人名義の口座への送金案内は、バークレイズ証券株式会社の公式な業務とは確認されていません。同社は自社名を装う投資勧誘について、公式サイトで注意を呼びかけています。
アプリに表示されている資産は本物ですか。
その画面を運営している側が表示している数字です。正規の証券口座であれば、証券会社自身でも同じ残高を確かめられますが、今回の送金先は証券会社名義ではなく個人名義の口座でした。数字が表示されていることと、その額の資産が実際にあることは別のことです。
IPO購入資金や保証金を払えば出金できるのではないですか。
払ったあとに出金できたという結果は、同種の事案では確認されていません。確認されているのは、名目を変えた請求が続くことです。そのため、払う前の段階でご相談いただくことをおすすめしています。
少額だけ出金できたことがあります。信用してよいですか。
ごく一部だけ出金できる演出は、同種の事案で広く確認されています。少額の出金ができたことは、全額が引き出せる保証にはなりません。
総合探偵社みらいの対応状況

D109資産形成グループに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 調査 | 振込の記録と、案内に使われたアカウントの記録を照合し、どこまでたどれるかを確かめる |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。振込の記録と、案内に使われたアカウントの記録を照合してどこまでたどれるかを調べ、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「D109資産形成グループ」について、2026年10月1日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- 「代表者」として名乗られている氏名は、実在するバークレイズ証券株式会社の役職者の氏名と一致していた
- 同社は公式サイトで「詐欺師がバークレイズを装って個人や企業をだまそうとしています」と注意を呼びかけている
- 送金先は証券会社名義ではなく、個人名義の銀行口座
- アプリ上の資産表示が増えても、出金は一部しかできない、または保証金・手数料を追加で求められる
- 金融庁が公表している無登録業者の資料に、この名称での記載はなかった。記載がないからといって、安全だとは限らない
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月1日)。
もう一度お伝えします。実在する「バークレイズ証券」と、この件は別のものです。本物のバークレイズ証券の公式サイトは barclays.co.jp です。確かめるときは、案内されたリンクからではなく、ご自身で検索して出てきた公式サイトからご確認ください。案内されたリンクは、本物そっくりに作られていることがあります。
いま「IPO購入資金」や「保証金」を求められているのであれば、払う前にご相談ください。送金の記録とLINEのやり取りが新しく残っていれば、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。その場で調査をお引き受けするとは限りません。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月1日照会)
- バークレイズ証券株式会社 公式サイト「詐欺対策ガイド」(2026年10月1日確認)
- 総合探偵社みらいによる相談内容の確認(2026年10月1日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

