この記事で「AVORQIX」と書いているのは、avorqix.comで公開されている取引サイトの名称です。
こんな流れではありませんか
「払えば出金できる」と言われているなら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月10日に「AVORQIX」を調査した記録です。
この案件は、「avorqix.com」「Avorqix」という表記でもサイト上や検索結果に表示されます。
AVORQIXのサイトには、「口座の残高は実際の資産ではない」という一文があります。運営者自身が、よくある質問の欄に英語で書いている回答です。画面の残高が増えて見えても、受け取れるお金が増えたことにはなりません。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
AVORQIX への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次のとおりです。
3点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
AVORQIXのサイトに書かれていること

AVORQIXは取引サイトの見た目をしていますが、運営者自身が「非公開の取引練習・デモ環境」だと書いています。以下は当社が2026年10月10日に保存した画面の内容で、英語の記載は当社の訳です。
- 扱う商品として、仮想通貨の現物・無期限先物・先物・金を挙げている
- よくある質問の「実際のお金を扱う本番の環境か」という問いには、「現在のシステムは非公開の取引練習・デモ環境」と答えている
- 同じ回答に「口座の残高は実際の資産ではない」「練習用の市場の設定の一部は、管理者が制御する場合がある」という記載がある
- ページの最下部にも「非公開の取引練習環境」と表示されている
- 先物の説明では、決められた時間で値動きの向きを当てる取引についても、練習用・デモ用だと書いている
まだ入金していない方へ
入金を指示されているなら、その入金はやめてください。運営者が「口座の残高は実際の資産ではない」と書いているサイトに、入金する理由はありません。そのうえで、次のものは消さずに残しておいてください。
AVORQIXにお金を入れると危ない理由

怪しいと判断できる点は次のとおりです。AVORQIXで最も重大なのは、運営者自身がデモの環境だと認めている点です。
- 運営者が書くとおり残高が実際の資産ではない以上、画面の数字が増えても、入金したお金が増えていることにはならない
- 運営者が「練習用市場の設定の一部は管理者が制御できる」と書いている以上、画面の値動きを実際の相場の動きとして受け取ることはできない
- 運営会社名・所在地・連絡先・登録番号のどれも載っていないので、出金が止まっても誰に責任を求めればよいかが分からない
仮想通貨で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。

お心当たりのある方へ
AVORQIX への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。AVORQIXの残高は画面上の数字にすぎません。お金の行き先をたどる出発点になるのは、入金のときの仮想通貨の送付先や、振り込んだ口座の記録です。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で仮想通貨を買って送った | 取引所に購入と送付の記録が残る |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上に記録が残る |
| 銀行振込で入金した | 振込の控えと口座名義が出発点になる |
| クレジットカードで支払った | 利用明細に支払先が残る |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 送った先のアドレスと、その後の資金の移動先 | そのアドレスを持っている人の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が持っている本人確認情報の中身 |
| ドメインの登録時期と、サイトに書かれている内容 | サイトを運営している人物や法人の実名 |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じませんが、弁護士が正式な手続きで求める道は残っています。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
英語の説明に気づかなかった方へ

英語のサイトでは、よくある質問の欄は読み飛ばされやすいものです。気づかなかったのは無理もないことです。
AVORQIXの「口座の残高は実際の資産ではない」という一文は、ページ下部のよくある質問の欄にあります。取引の画面や登録のボタン(Sign up now)はページ上部に大きく並び、残高が実際の資産ではないことは、読まれにくい場所にしか書かれていません。
この一文を知ったうえで、追加の入金を続ける理由はありません。
AVORQIXへの入金と追加の支払いはやめ、画面と入金の記録は消さずに残しておいてください。
AVORQIXの会社情報(運営者・所在地)

調査の結果、AVORQIXのサイトとドメインの登録情報から分かったことは次のとおりです。表は、総合探偵社みらいが2026年10月10日に調査した時点の内容です。

| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| サイト名 | AVORQIX |
| URL | avorqix.com |
| ページの題名 | 「AVORQIX | Digital Assets, Gold & Derivatives Trading Platform」 |
| 扱うとしている商品 | 仮想通貨の現物・無期限先物・先物・金 |
| サイト内の説明 | よくある質問の回答は「非公開の取引練習・デモ環境」、最下部の表示は「非公開の取引練習環境」 |
| よくある質問の回答(英語の原文) | “The current system is a private trading-training and demonstration environment. Account balances are not real assets, and some training-market parameters may be controlled by an administrator.” |
| 対応言語 | 英語 |
| ドメインの登録日 | 2026年9月10日 |
| ドメインの有効期限 | 2027年9月10日(登録から1年間) |
| ドメインの登録事業者 | Gransy, s.r.o. |
| ネームサーバー | share-dns.com / share-dns.net |
サイトには、運営会社名・所在地・連絡先・金融商品取引業や暗号資産交換業の登録番号のどれも載っていません。ドメインは2026年9月10日に登録されたばかりで、登録期間は1年間です。日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の「会員紹介」にも、AVORQIXの名前はありませんでした(2026年10月10日照会)。国内で登録を受けた暗号資産交換業者は、この会員紹介に名前が載っています。金融庁が公表している無登録業者の警告の資料にも名前は無く、まだ警告の対象にもなっていない新しいサイトだと考えられます。
AVORQIXの口コミ・評判

当社の調査では、AVORQIXの利用者の評判は、ほとんど見当たりませんでした。
取引サイトの残高が増えて見えているあいだは、使っている人は危ないと気づきにくく、出金できないと分かるまでネット上に情報が出てきません。評判がほとんど無いことは、安全かどうかの判断材料になりません。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
見た目のしっかりしたサイトなら信用できますか。
見た目では判断できません。AVORQIXのサイトでは、運営者自身が「口座の残高は実際の資産ではない」「練習用の市場の設定の一部は、管理者が制御する場合がある」と書いています。運営会社名も所在地も載っていません。お金を入れないでください。
画面の利益は本物ですか。
受け取れるお金ではありません。運営者が「非公開の取引練習・デモ環境」と書いているサイトに表示された数字です。
手数料や税金を払えば出金できますか。
払っても出金にはつながりません。手数料や税金は払わないでください。出金のために先にお金を払わせる仕組みは、正規の取引所にはありません。支払いを要求された段階でご相談ください。
サイトが開かなくなったらもう調べられませんか。
いいえ、調べられます。仮想通貨の送付の記録はブロックチェーン上に残り、振込の記録は銀行に残ります。サイトが消えても、送った先をたどる出発点は消えません。
総合探偵社みらいの対応状況

同種のご相談には、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「AVORQIX」について、2026年10月10日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- サイトのよくある質問で、運営者自身が「非公開の取引練習・デモ環境」と書いている
- 同じ回答に「口座の残高は実際の資産ではない」「練習用の市場の設定の一部は、管理者が制御する場合がある」とある
- 運営会社名・所在地・連絡先・登録番号は載っていない
- ドメインは2026年9月10日に登録され、登録期間は1年間
- 金融庁の無登録業者の資料とJVCEAの会員紹介に、AVORQIXの名前は無い
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月10日)。
AVORQIXの画面で増えて見える残高を受け取るには手数料や保証金が要ると言われているなら、払う前にご相談ください。状況をうかがったうえで、調査が成り立つかどうかをお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月10日照会)
- 日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)「会員紹介」(2026年10月10日照会)
- RDAP(.com ドメインの登録情報/2026年10月10日照会)
- 総合探偵社みらいによるavorqix.comの画面記録(2026年10月7日・2026年10月10日取得)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

