この記事で「VIP専用グループ」と書いているのは、デイトレードの企画を進めていたLINEのグループの名称です。確認できている表記は「VIP専用グループ」の1つで、グループの名前は途中で変わっています。参加した方が、別の名前のグループとして覚えている場合もあります。
こんな流れではありませんか
「手数料を払わないと出金できない」と言われているなら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月12日に「VIP専用グループ」を調査した記録です。
注目していただきたいのは、出金と手数料の支払いの順番が、あとから入れ替えられた点です。「出金のあとに17%」だった約束が、手数料を払わずに退会した人がいるという理由で、出金の前に払う条件に変わっています。ほかの人が払わなかったことは、先に払う理由になりません。それを理由に条件を変えるのは、出金させないための口実です。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
VIP専用グループ への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談のときにLINEで送っていただくものは、次のとおりです。
3点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
VIP専用グループの勧誘の経路と手口

VIP専用グループで確認されているのは、資産を大きく膨らませて見せ、出金の手数料を先払いに切り替える流れです。起きた順に並べます。いまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- LINEのグループで、デイトレードを2か月ほど続ける企画に誘われる
- 「出金したあとに、利益の17%を手数料として払う」と約束して参加する
- 指示どおりに入金し、取引を続ける
- 途中から、出金を申し出ても応じてもらえなくなる
- 申し込んでいない別の企画にまで、勝手に登録される
- 画面上の総資産が、千万円を超える額まで膨らむ
- 「手数料を払わずに退会した人がいる」として、出金の前に手数料を払うよう言われる
手数料をまだ払っていない方へ
手数料として求められているお金は、まだ手元にあります。支払いはやめてください。先に払えば出金できるという説明に、裏づけはありません。そのうえで、次のものは消さずに残しておいてください。
VIP専用グループの被害の特徴

怪しいと判断できる点は次のとおりです。VIP専用グループで特に注意が要るのは、本人の同意なく企画に登録し、資産の数字だけを増やしていく点です。
- 申し込んでいない企画への登録は、相手の一方的な操作。自分で選んでいない企画で資産が増えるなら、その数字は相手が自由に動かせる
- 利益が大きく表示されるほど、利益の17%として請求される額も膨らむ。数字を大きく見せるのは、請求額をつり上げるため
- 退会した参加者の未払いは、ほかの参加者の支払い条件を変える理由にならない。ほかの人の事情で支払いの順番を変えても、約束の中身は変わらない
- 出金を止めておきながら、先に手数料だけを求めるのは、正規の取引にはない扱い。手数料は、出金する額から差し引けば済む
仮想通貨で送金した分は、ブロックチェーン上に記録が残ります。送った先をたどれるのは、この記録が残るからです。ただし、時間が経つほど資金は複数のアドレスへ分散していきます。

お心当たりのある方へ
VIP専用グループ への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。銀行振込で送った分は振込先の口座名義と日時・金額が、仮想通貨で送った分は送付先のアドレスとその後の移動が、記録として残ります。どこへ送ったかが分かれば、請求する相手を探す手がかりになります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 国内の取引所で購入して送った | 取引所に購入と送付の記録が残る。送付先からの移動も追える余地がある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーン上の記録は残る。出発点をたどるのに時間がかかる |
| 銀行振込で国内取引所に入金し、そこから送った | 振込と送付の両方に記録が残る。たどれる余地は比較的ある |
| 相手の銀行口座へ直接振り込んだ | 振込先の口座が出発点になる。振込の控えや明細を残してください |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、仮想通貨・暗号資産詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。偽の取引サイトに共通する見分け方は、偽の仮想通貨取引所の見分け方にまとめています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 振込先の口座名義と、仮想通貨の送付先アドレス | その口座やアドレスを実際に使っている人物の氏名・住所 |
| 資金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が保有している本人確認情報の中身 |
| グループの名前が変わった時期と、変わる前後の名称 | グループを動かしている人物や法人の実名 |
| 手数料の振込先が、最初の入金先と同じかどうか | 相手が今後どう動くか |
アドレスの動きは追える一方で、その持ち主を氏名に結びつけるには、取引所が保有する情報が必要です。取引所は個人からの照会には応じませんが、弁護士が正式な手続きで求める道は残っています。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
約束違反にならないかと迷っている方へ

手数料を払う約束をしていた以上、払わないことを申し訳なく感じるのは自然なことです。
ただし、約束していたのは「出金したあとに払う」ことでした。先に払う約束はしていません。条件をあとから変えたのは相手で、払わずにいても約束を破ったことにはなりません。
「払わなければ出金できない」という説明は、出金できない状態を自分の責任だと思わせるためのものです。
条件が変わったと伝えてきたやり取りは、相手をたどる手がかりになるので、消さずに残しておきましょう。
手数料を払う前にご相談ください。
VIP専用グループの会社情報(運営者・所在地)

VIP専用グループを運営する会社の名称・所在地は、公表されていません。表は、総合探偵社みらいが2026年10月12日に調査した時点の内容です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 名称 | 「VIP専用グループ」。途中で名前が変わっており、変わる前の名称は分かっていない |
| 企画の内容として説明されたもの | デイトレードを2か月ほど続ける企画 |
| 入金の方法 | 銀行振込と仮想通貨の両方 |
| 最初の手数料の条件 | 出金したあとに、利益の17% |
| あとから変わった条件 | 出金の前に手数料を払う |
| 条件を変えた理由として挙げられたこと | 手数料を払わずに退会した参加者がいる |
| 運営会社名・所在地・連絡先 | 公表されていない |
| 金融商品取引業の登録番号 | 記載がない |
| 金融庁が公表している無登録業者の資料 | 同じ名称の記載はない(2026年10月12日照会) |
この表ではっきりしているのは、手数料の条件が途中で書き換わっている点です。取引の条件は、参加の前に決まっているのが通常です。条件が相手の都合で変わるなら、次の支払いのあとにも、また別の条件が出てくることがあります。
VIP専用グループの口コミ・評判

当社の調査では、「VIP専用グループ」についての書き込みは2026年10月12日時点で見当たりません。
LINEのグループで進む企画は、やり取りが参加者の中で完結します。さらに、名前が途中で変わるため、同じグループの話でも別の名前で語られます。書き込みがないことは、安全の目安になりません。
被害に気づいた直後は、返金をうたって近づいてくる相手にもご注意ください。見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
手数料を払えば出金できますか。
払わないでください。最初の約束では出金のあとに払う条件だったので、先に払う理由はありません。先に払っても出金できるという裏づけはなく、別の名目の請求が続くことがあります。
申し込んでいない企画の分まで払う必要がありますか。
自分で選んでいない取引の手数料を払う理由はありません。勝手に登録されたことが分かる画面を残したうえで、払う前にご相談ください。
グループの最初の名前を覚えていません。
覚えていなくても相談できます。トークの履歴やアルバムに残っていることがあります。まず手元にあるものを教えてください。
少額しか送っていなくても相談できますか。
はい、ぜひご相談ください。金額にかかわらず、状況をうかがってから、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。
総合探偵社みらいの対応状況

VIP専用グループに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 追跡調査 | ブロックチェーン上の記録から資金の移動を追う |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。ブロックチェーン上の記録をたどって資金の移動を特定する追跡調査を専門に行い、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「VIP専用グループ」について、2026年10月12日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- VIP専用グループは、デイトレードの企画を進めていたLINEのグループの名称。途中で名前が変わっている
- 企画の途中から出金に応じてもらえず、申し込んでいない企画にも登録された
- 画面上の総資産は、千万円を超える額まで膨らんで表示されていた
- 「出金のあとに17%」だった手数料が、「出金の前に払う」条件に変えられた
- 運営会社名・所在地・登録番号は公表されていない。金融庁の資料に記載がないからといって、安全だとは言えない
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月12日)。
いま「手数料を払わないと出金できない」と言われているなら、払う前にご相談ください。すでに送った分も、振込先の口座名義や送付先のアドレスから調べ始められます。状況をうかがったうえで、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月12日照会)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

