この記事で「MLEN」と書いているのは、株の取引ができるとして勧誘で使われているスマートフォンのアプリの名称です。「AI機会創出戦略プラン」などのグループが、勧誘にこの名前を使っていました。
こんな流れではありませんか
「払えば出金できる」と言われているなら、払う前にご相談ください。
この記事は、総合探偵社みらい(探偵業届出 第30260002号/東京都公安委員会)が2026年10月12日に「MLEN」を調査した記録です。
この案件は、「MLENアプリ」という表記でも書かれます。
とくに注意していただきたいのは、売りの決済を利用者自身にさせる点です。MLENについては、異なる相談者2人が、午後にアプリで決済するよう指示されたと話しています。自分で操作して残高が増えるのを見れば、本物の取引だと思い込んでしまいます。しかし、その残高はMLENが画面に表示している数字で、証券会社の口座にある残高ではありません。
返金請求や相手方との交渉は、弁護士法第72条により弁護士・認定司法書士の領域になります。その弁護士や警察が動くための材料——調査報告書をつくること。それが、総合探偵社みらいの役目です。

お心当たりのある方へ
MLEN への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

ご相談の際、LINEで送っていただくものは次のとおりです。
3点そろっていなくても大丈夫です。いま手元にあるものだけで問題ありません。
MLENの勧誘の経路と手口

調査の結果、MLENをめぐる勧誘は、有名人の名前を使ってアプリでの取引に誘うものでした。振込のたびにアプリの残高が増え、出金しようとすると支払いを迫られる流れです。起きた順に並べます。いまどの段階にいるかを確かめながら読んでください。
- SNSやSMSで、有名な実業家の名前を出した投資の話やサイトに誘われる
- LINEのグループに入り、アシスタントや担当の人から連絡が来る
- 「MLEN」というアプリに口座を作るよう言われる
- 会社や個人名義の口座へ振り込むと、アプリの残高が増える
- 午前中に買う株を指示され、午後に自分でアプリから売りの決済をする
- 「IPOに当選した」などの理由で、不足分の振込を迫られる
- 出金しようとすると、「登録した口座の情報が間違っていた」「出金元の口座が国税庁に差し押さえられ、凍結された」などと言われ、保証料を請求されて出金できなくなる
まだ保証料や不足分を振り込んでいない方へ
保証料や不足分を振り込むよう言われているなら、振り込まないでください。払えないと伝えると、「期限までなら金額を下げる」と言ってくることがあります。金額が下がっても、払えば出金できるわけではありません。あわせて、次のものは消さずに残しておいてください。
MLENの被害の特徴

怪しいと判断できる点は次のとおりです。MLENの勧誘では、有名人の名前と、自分で操作する取引画面で信用させます。
- 有名な実業家の名前を勧誘に使っている。本人が関わっていることを示すものは無く、名前は信用させるための飾りにすぎない
- 振込先が回ごとに違う会社や個人名義の口座になる。証券会社への入金で、毎回違う名義の口座を指定されることはない
- 売りの決済を利用者自身にさせる。利用者の手で操作させることで、画面の残高を疑わせないようにしている
- 応募していないIPOが当たったと言ってくる。IPOは自分で抽選に応募するもので、応募しなければ当たることはない
- 出金の条件として保証料を求める。正規の証券会社が、出金を認める条件として保証料を払わせることはない
- 国税庁の差し押さえが、相手に保証料を払えば解ける、という仕組みは無い。国税庁の名前を持ち出すのは、払わないとアプリの残高を失うと思わせるため
銀行の口座へ振り込んだ分は、いつ・どこへ・いくら送ったかが振込の記録として残ります。手がかりが残るのは、この記録があるからです。ただし、口座に入った資金は短い間に引き出されていきます。

お心当たりのある方へ
MLEN への送金経路は、ブロックチェーン解析で追跡できる場合があります。追跡の見込みは調査前にお伝えします。相談だけでもOK・完全無料です。

返金・取り戻せるのか

返金や被害の回復を目指すことは可能です。ただし、手続きの担い手は分かれます。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が、被害届の受理は警察が担う領域です。当社のような調査会社がこれを代わって行うことは、弁護士法第72条により認められていません。
なぜ調査が必要なのでしょうか。会社名や住所が出ていても、資産がそこにあるとは限りません。請求の相手は、資金が実際に移った先です。その相手が分からなければ、請求そのものができないからです。銀行振込で送ったお金は、振込先の口座の名義と番号が記録に残ります。振込先が回ごとに違っていても、それぞれの口座がお金の行き先を調べる出発点になります。
| 送金の方法 | たどれる見込み |
|---|---|
| 指示された会社や個人名義の口座へ銀行振込した | 振込先の口座から調べ始められる |
| 国内の取引所で仮想通貨を買って送った | 取引所に購入と送付の記録が残る。送り先からの移動もたどれる余地がある |
| 自分のウォレットから直接送った | ブロックチェーンの記録は残る。出発点を確かめるのに時間がかかる |
| 担当の人に現金を手渡しした | 記録が残りにくく、たどれる手がかりは限られる |
銀行振込のご相談も承っています。国内の取引所へ振り込んで仮想通貨を購入した場合も同じです。振込と送付の両方に記録が残るため、そこがたどる出発点です。「銀行振込をしただけ」と思っていても、その先で仮想通貨に換えられていることがあります。振込で終わったのか、そこから先があるのかは、記録を見れば分かります。
ただし、たどれる範囲には限りがあります。回収できない場合や、戻る額がごく一部にとどまる場合もあります。
調査会社をどう選べばよいかについては、投資詐欺の調査会社の選び方で詳しく解説しています。
「必ず取り戻せます」には注意してください
被害に遭われた方を、さらに狙う相手がいます。二次被害です。見分けるための基準は次の4つです。
- 結果を断定する
- 弁護士でも認定司法書士でもないのに、返金の交渉を請け負うと言う
- 探偵業の届出番号を示せない
- 契約の前に、総額を書面で示さない
4つのうち1つでも当てはまるなら、その相手には連絡しないでください。
いま残しておくもの
次のものは、削除せず残しておいてください。スクリーンショットで大丈夫です。
調査で分かること・分からないこと
当社は探偵業として、調査とその報告書の作成を行います。調査で分かることと、分からないことを、正直にお伝えします。
| 調査で分かること | 調査では分からないこと |
|---|---|
| 振込先の口座と、そこからお金が動いた先 | 口座を実際に使っている人の氏名・住所 |
| お金が取引所に入ったかどうか、どの取引所か | 取引所が持っている本人確認の情報の中身 |
| 複数の振込先が、同じ相手のもとに資金を集めているか | アプリを運営している人や法人の実名 |
口座の動きは記録として残る一方で、その口座を実際に使っている人物の氏名を特定するには、金融機関が保有する情報が必要です。金融機関は個人からの照会には応じません。そのため当社は、調査報告書を「弁護士や警察が動くための材料」にするところまでを役割としています。
一度は出金できたので本物だと思っている方へ

一度でも出金できると、相手を信用してしまうのは自然なことです。
しかし、最初に少しだけ出金させるのは、より大きな額を振り込ませるための手口です。MLENでも、一部だけ出金できたあとに、さらに支払いが続いたというご相談があります。
出金できた額よりも、その後に振り込んだ額が大きくなっていないか、振込の控えや明細で確かめてみてください。
当社へのご相談の時点では、費用はかかりません。振込の記録を見たうえで、たどれる出発点があるかどうかをお伝えします。
追加の振込はせず、振込と出金の明細を手元にそろえて、ご相談ください。
MLENの会社情報(運営者・所在地)

MLENを運営する会社の名前や所在地は、公開されている資料に記載がありません。表は、総合探偵社みらいが2026年10月12日に調査した時点の内容です。
| 調査項目 | 結果 |
|---|---|
| 名称 | MLEN(MLENアプリ) |
| 勧誘で使われたグループ名 | 「AI機会創出戦略プラン」「未来資産デザイン会G8806」 |
| 振込先 | 会社名義や個人名義の銀行口座(回ごとに変わる) |
| 金融庁の無登録業者の資料(3種) | MLEN の掲載なし(2026年10月11日取得分) |
運営会社が分からなければ、出金が止まっても問い合わせる先がありません。金融庁の資料に名前が無いことは、安全の根拠になりません。運営者がアプリの名前を替えても、振込先の口座の記録は残ります。
MLENの口コミ・評判

当社の調査では、MLENの口コミを2026年10月12日に検索しましたが、見当たりませんでした。
口コミが無いことは、安全の印にはなりません。自分で決済して残高が増えていくあいだは騙されていると気づきにくく、出金を止められてはじめて気づくことが多いからです。
実態を示すのは、口コミよりも手元の記録です。振込の控えとやり取りの画面を、消さずに残しておいてください。
「差し押さえを解除できる」「取り戻せる」と近づいてくる相手にも注意してください。名乗っている個人や法人を確かめられないなら、連絡しないでください。
見分けるための基準は、この記事の前半で4つ挙げています。
よくあるご質問

状況によって答えが変わるご質問には、断定せずにお答えしています。そのうえで、多くいただく質問をまとめます。
口座の差し押さえを理由に保証料を請求されています。
払わないでください。口座の差し押さえは、保証料を払わせるための口実です。金額を下げてきても同じです。保証料を請求されたやり取りの画面を保存して、ご相談ください。
有名な実業家の名前が出ていたので信じてしまいました。
名前を出されれば信じてしまうのは無理もありません。問題があるのは、本人と関係のない勧誘に有名人の名前を使う相手のやり方です。これまでの振込の記録を集めて、ご相談ください。
担当の人に現金を手渡ししました。調べられますか。
現金の手渡しは記録が残りにくく、たどれる手がかりは限られます。それでも、受け渡しの日時と場所は手がかりです。前後のやり取りや、ほかに振り込んだ記録も役に立つことがあります。手元にあるものを教えてください。
振込先の口座が毎回違いました。調べられますか。
はい、ぜひご相談ください。口座ごとに調べ始められます。振込の控えや明細を、口座ごとにそろえてお送りください。
総合探偵社みらいの対応状況

MLENに限らず、同種のご相談に、当社は次の流れで対応しています。
| 段階 | 行うこと |
|---|---|
| 1. ご相談 | 状況をうかがい、調査が成り立つかを見る |
| 2. 一次確認 | 送金記録の有無と、たどれる出発点があるかを確かめる |
| 3. お見積り | 調査の範囲と費用、期間の見込みをお伝えする |
| 4. ご契約 | お見積りの内容にご納得いただけた場合のみ、ご契約に進む |
| 5. 調査 | 振込の記録と、案内に使われたアカウントの記録を照合し、どこまでたどれるかを確かめる |
| 6. 調査報告書の使い道 | 弁護士や警察が動くための材料としてお使いいただける |
警察や消費生活センターとの役割の違い
警察や消費生活センターは、被害を記録し、注意を呼びかけるための窓口として重要です。一方で、送金先をたどって資金の移動先を特定する作業は、捜査や相談の窓口とは別の調査になります。
総合探偵社みらいは、東京都公安委員会に探偵業の届出(第30260002号)を行っています。振込の記録と、案内に使われたアカウントの記録を照合してどこまでたどれるかを調べ、その結果を調査報告書としてまとめています。
返金の請求や相手方との交渉は弁護士・認定司法書士が担う領域であり、当社は行いません。当社がお渡しするのは、弁護士や警察が動くための材料となる調査報告書です。
探偵業の届出番号は、調査を仕事にするための最低条件です。番号を示さない相手については、届出をしているかどうかを確かめられません。まず番号を確かめてください。
費用について
ご相談の費用は次のとおりです。ご契約の前に、調査の範囲と総額を書面でご提示します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初回のご相談 | 0円(電話・LINEとも。2回目以降のご相談も無料) |
| 着手金 | 10万円〜(追跡する取引の件数や被害の規模によって変わる) |
| 成功報酬 | 0円(回収できた額に応じていただく報酬はない) |
お支払いいただくのは着手金だけで、回収した額に応じていただく報酬はありません。ご相談の段階では費用は発生しません。
被害の額が着手金より小さいかもしれない方へ
お引き受けできないことがあります。調査にかかる手間は、被害の額では決まりません。被害の額が小さいほど、費用が見合わなくなります。見合わないと判断した場合は、その場でそうお伝えします。
ただし、それが分かるのはご相談をうかがったあとです。そしてお断りする場合も、ご相談の費用はいただきません。詳しい事情をお話しいただいても、それで追加の費用が発生することはありません。
お引き受けできないのは、被害が軽いという意味ではありません。調査という方法がその件に向いていない、というだけです。
着手金の額は、お引き受けできると分かった時点で、調査の範囲とあわせて書面でご提示します。
調査報告書をお受け取りになったあと、弁護士にご相談される場合の費用は、事務所ごとに異なります。報告書は、のちのご相談の場でそのままお使いいただけるものをお渡しします。
ご相談の際にうかがうこと
最初にうかがうのは、次の点です。すべて揃っていなくても大丈夫です。
当社にできないこと
正直にお伝えしておきます。当社は、次のことはできません。
- 返金の請求や、相手方との交渉(弁護士・認定司法書士の領域)
- 被害届の代理提出(受理するのは警察で、届け出を行うのはご本人)
- 追跡の結果がどうなるかの約束
調べた範囲で分かったことも、分からなかったことも、隠さずそのままお伝えします。
まとめ

「MLEN」について、2026年10月12日時点で総合探偵社みらいが確認できたことを整理します。
- MLENは、有名な実業家の名前を出したSNS・SMSの勧誘で使われるアプリ
- 振込先は回ごとに違う会社や個人名義の口座で、振り込むたびにアプリの残高が増える
- 午前中に買う株を指示され、午後に自分で売りの決済をするよう言われる
- 応募していないIPOの当選を理由に、不足分の振込を迫られる
- 出金しようとすると、口座の差し押さえなどを理由に保証料を求められ、出金できない
- 金融庁の無登録業者の資料に掲載は無いが、安全だという意味ではない
この記事は、現時点で確認できた範囲をまとめた速報です。新しい情報が確認でき次第、この記事に追記します(調査基準日:2026年10月12日)。
いま「払えば出金できる」「保証料を払えば差し押さえが解ける」と言われているなら、払う前にご相談ください。これまでの振込先の口座は、お金の行き先を調べる出発点になります。調査が成り立たないと判断した場合は、そのようにお伝えします。
専門調査員が
あなたの状況に合わせて
お答えします
具体的な次のアクションをお伝えします。
- 対応通貨:
- その他


出典・参考
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(2026年10月11日取得分を照合)
- Web検索(「MLEN アプリ 投資 口コミ」/2026年10月12日実施)
免責事項
本記事は、情報提供を目的としたコンテンツです。
本記事の内容は、公開日時点の情報および一般的な知見に基づいています。
総合探偵社みらいの業務範囲は、送金先をたどる調査と、調査報告書の作成・納品までです。仮想通貨・銀行振込・決済アプリのいずれのご相談も承ります。返金交渉その他の法律事務は弁護士の業務範囲(弁護士法第72条)であり、当社では実施いたしません。
個別の法律問題については、弁護士等の専門家にご相談ください。
本記事の情報に基づいて行動した結果について、運営者は責任を負いかねます。
送金先をたどる調査/ブロックチェーン解析
総合探偵社みらいが自社で実施した送金先をたどる調査の結果を公開しています。

